頭と体が「つらさ」に支配される…ランナーの快楽 コラム その他スポーツ 4月5日 3月14日、「茨城100kウルトラマラソンin鹿行」の70キロ地点のエイドステーションの運営に携わった。マラソン大会への出場は150回近いが、エイドステーションで参加者を支えるのは実は初めてだった。 ランナーの姿を目にすると心が震える。しかし、コロナ感染防止対策で大きな声での激励ができない。エイドステーションのみんなで、思いっきり拍手をして参加者を迎え、送り出す。 応援に駆けつけたのに、夫(父 頭と体が「つらさ」に支配される…ランナーの快楽
トレランに色気 山道を踏みしめ味わう コラム その他スポーツ 1月31日 このコラムを書く資格はないと思っている。何しろ、年が明けてから、一度しか走っていない。走らない日が重なったある時点で割り切った。「オフ」ということにしよう。休眠です。 しかし、体を動かしていないわけではない。前回、書いたように山歩きを始めた。年末年始に重ねたのは、登山口から山頂までをピストンする登山ではない。標高の低い連山の縦走(走るわけではない)だ。 すべて茨城県内の「愛宕山~難台山~吾国山」 トレランに色気 山道を踏みしめ味わう
走ることで「生きた時間」過ごす 2月13日 旅に出ると、宿泊先は近隣にランニングコースが取れそうなところにするし、都合がつけば、その地の大会に出てみる。 休暇でロンドンを訪れる直前に近郊の大会を探してみると、距離の短いものがいくつか見つかった。その中から選んだのが2月4日の「オリンピックパーク5K&10K」という小さな大会。 2012年ロンドン五輪のメインスタジアム(現在はサッカーのウェストハムの本拠地)の隣に1周2.5キロのコースをとり 走ることで「生きた時間」過ごす
死から目をそらすため? 人が走り続けるのは… 1月30日 昨秋からの私のマラソンシーズンはかなり悲惨なものになっている。厳しく冷え込んだ昨年12月17日の、はが路ふれあいマラソン(栃木)は3時間50分43秒に終わった。後半、粉雪がちらつき始めた極寒との闘いは体にこたえた。 11月23日の大田原マラソン(栃木)で3時間59分41秒という自己ワーストを記録したのに続く惨敗。その後、でんぶの筋肉のひどいこわばりがなかなか取れず、3週間も走らずに過ごした。 1 死から目をそらすため? 人が走り続けるのは…
大田原マラソンで振り出しに ここからは自然体で 12月5日 2004年11月の初マラソンの記録(ネットタイムで3時間52分40秒)を下回るのは、いつになるのだろう。なるべく先延ばししたい、しかし、そろそろ時間の問題かもしれないと近年、感じていた。 何しろ、2015年4月のかすみがうらマラソン、16年11月のさいたま国際マラソンでともに3時間50分という体たらくだった。 そして、ついにそのときがやってきた。11月23日、大田原マラソン(栃木)で3時間59分 大田原マラソンで振り出しに ここからは自然体で
英マラソン 走り抜いた後の開放感がたまらない 10月18日 スポーツが文化として根づいている国でスポーツをする快楽を一度、知ってしまうとクセになる。スポーツがもたらす豊かな空気、そこに流れる時間を味わいたいという思いが募り、海外の大会に足が向く。 かなり遅い「夏休み」をとり、向かったのは英国のヨークシャーマラソン(10月8日、ヨーク)。英国の大会に出るのは4年半ぶりで、フルマラソンとなると2007年のネス湖マラソン以来10年ぶり2度目になる。 ■拍子抜けす 英マラソン 走り抜いた後の開放感がたまらない
今季初戦で気づいた やはりマラソン依存症? 9月29日 いよいよ私の新しいマラソンシーズンがスタートした。大会に出るようになって14年目を迎える。特に、この4年は思うようにいかないシーズンが続いたが、今季は希望が見えるのだろうか。 フルマラソンの今季初戦に選んだのは9月24日のオホーツク網走マラソン(北海道)。景観のいいコースで爽やかに走ろうと考えた。 冷え込み、雨が落ちるという長期予報もあったので、手袋やアームウオーマー、ハイソックス、ビニールガッ 今季初戦で気づいた やはりマラソン依存症?
トラック種目に再挑戦 やはりスピードが必要だ 8月23日 ふだん走っているトレーニングコースでは毎夏、トライアスロンの大会(手賀沼トライアスロン)が行われている。今年で12回目を数えるというのに一度もじっくり観戦したことがなかった。 8月20日、その大会のスタート前にトレーニングを開始し、10キロ余り走ったところでスイムのスタート地点に足を向けた。出場者から「生きて戻ってくるぞ」「大会を成功させるぞ」という雄たけびがあがり、マラソンの大会とはちょっと違 トラック種目に再挑戦 やはりスピードが必要だ
100キロ連戦で味わった人生最長の走行時間 7月10日 頑張っていないわけではないけれど、その頑張りが中途半端で、結局、頑張っていないのと同じようなものではないかという反省もあって、私はこの夏、100キロマラソンの連戦を自分に課した。 6月11日のいわて銀河100kmチャレンジマラソン(岩手)は冷雨の中の闘いになり、11時間31分26秒を要してゴールした。下り坂で膝を痛め、連戦を断念する理由ができたと一時はホッとしたが、あっさり膝の痛みは消え、もう一 100キロ連戦で味わった人生最長の走行時間
雨と寒さと上り坂…でも100キロの先に歓喜 6月15日 ウルトラマラソンに出場する前にしなければならないことの一つに「時差調整」がある。ウルトラマラソンは制限時間が長いため、スタート時間が朝早い。 6月11日に挑んだ「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」(岩手県北上市~雫石町)は制限時間14時間で、スタートは午前4時。日の出とともにスタートする。 ■3度目のいわて銀河、時差調整は万全 この大会への参加は6年ぶり3度目で、前回は午前0時半に起きたが、 雨と寒さと上り坂…でも100キロの先に歓喜