パラスポーツを通じて義足の人に希望を コラム その他スポーツ 1月8日 高校2年生の時、バイク事故で左足の大腿部を切断した。リハビリを乗り越えた後、競技用義足の存在を偶然に知った。競技用義足で走る人はカッコよく見え、自分も身につけて走ってみたくなった。 最初はただ走れることに喜びを感じた。次は試合に出てみたいと思った。試合で自分より速い選手を目の当たりにすると、もっと速く走れるようになりたいと願った。 2008年の北京パラリンピックを皮切りに、夏冬合わせて4回のパラ パラスポーツを通じて義足の人に希望を
対応力試された1年 指導者として学びの時間に コラム その他スポーツ 12月19日 12月は各カテゴリーで全国大会が続く「バスケットボール月間」だ。13日まで実施された全日本大学選手権(インカレ)に、年末恒例の全国高校選手権(ウインターカップ)。例年は年明けの皇后杯・全日本選手権(準々決勝以降)も今年度は今月16~20日に行われる。 アシスタントコーチを務めるトヨタ自動車も出場する皇后杯を含め、3大会はいずれも東京都内での開催。インカレは無観客など従来とは大きく形式が異なったと 対応力試された1年 指導者として学びの時間に
レースがやってくる 「サブ20」100回が年内の目標に 12月4日 福岡国際マラソンまであと2日に迫った。公認大会は3月のびわ湖毎日以来。11月上旬に月刊誌「ランナーズ」を発行するアールビーズが主催したフルマラソンに2度参加したが、待ちわびていた車道を走るレースを迎えられることが素直にうれしい。 実は大きな節目も控えている。現在サブ20(2時間20分切り)は98回。福岡と20日に出場を予定する防府読売マラソンで実現すれば100回に到達する。フルマラソン完走100 レースがやってくる 「サブ20」100回が年内の目標に
何としても五輪予選突破 3人制バスケ普及への挑戦 11月13日 9月に開幕した女子バスケットボールWリーグは今月1日に前半戦の日程を無事に消化し、来年1月まで中断期間に入った。所属するトヨタ自動車をはじめ、各チームが後半戦やプレーオフを見据えて再構築に入る中、私は今月5日から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北)で過ごしている。並行してコーチを務める東京五輪の新種目、3人制バスケット女子の日本代表合宿のためだ。 最後の代表合宿は新型コロナウイルス流 何としても五輪予選突破 3人制バスケ普及への挑戦
欠かせぬ海外勢との勝負 選手が渡航できる環境を 10月30日 海外に渡航した日本選手の帰国について、原則14日間の待機措置が緩和された。競技団体が指定した宿泊先または自宅と練習場所の往復に限って外出を認めて練習できるという内容で、今後アスリートの往来が増えるかもしれない。今回は東京五輪・パラリンピックに向けた対応と受け取られているが、国際大会で活躍したい選手はオリパラの強化指定選手だけではないので、例えば大会からの招待状をもって対象に加えるような、柔軟な対 欠かせぬ海外勢との勝負 選手が渡航できる環境を
7カ月ぶりのWリーグ 試合できる喜びはじける 10月9日 待ち望んでいたバスケットボール女子Wリーグの2020~21年シーズンが9月中旬に開幕した。新型コロナウイルスの影響で昨季は今年2月で途中打ち切りとなっており、公式戦は約7カ月ぶりとなる。私がアシスタントコーチを務めるトヨタ自動車をはじめ、全チームが厳しい状況の中でも試合ができる喜びを感じていると思う。 もちろん例年と異なり、トヨタのチーム内には今も張り詰めた雰囲気がある。結果的には陰性だったが、 7カ月ぶりのWリーグ 試合できる喜びはじける
情報収集は自分の責任 選手自ら理解と更新を 9月25日 8月中旬に防府読売マラソンの参加資格が発表された。従来の標準記録はなくなり、男子の招待選手と日本実業団陸上競技連合登録競技者、一般の部は山口県内の人に限定。例年とは形を大きく変えて行われることになった。 毎年12月に開催される防府は9年連続で出場している思い入れのある大会だ。だが実業団登録をしていない私は、この条件でいくと招待選手として呼んでもらうしか道はなく、その確証はない。女子は招待選手枠が 情報収集は自分の責任 選手自ら理解と更新を
「オンライン・バスケ」の楽しみ 何度でも挑戦を 9月4日 このところ、毎日視聴するのが楽しみな動画がある。長崎県の中高生にドリブルやシュートの技術を投稿してもらい、優秀者を表彰する「オンライン・バスケット・チャレンジカップ」。同県で地域の人材育成に携わる公益財団法人が主催する取り組みで、縁あって私がメインコーチと審査委員長を務めている。 個人向けや3人1組で協力するドリルを考え、どれだけ速くこなせるかや制限時間内にシュートを何本決められるかを競う仕組み 「オンライン・バスケ」の楽しみ 何度でも挑戦を
練習環境、広がる格差 心配な大学スポーツの行く末 8月21日 陸上はホクレン・ディスタンスチャレンジから本格的に競技会が再開した。私は資格記録が及ばず出場できなかったが、北海道で練習していたこともあり、ライブ配信のゲスト解説として千歳大会に参加させてもらった。 驚いたのは多くの選手が軒並み自己ベストを出していたことだ。競技場が閉鎖され、外出自粛の影響があったにもかかわらず、実業団選手も学生もパフォーマンスが落ちていない。個々ができる範囲でトレーニングを継続 練習環境、広がる格差 心配な大学スポーツの行く末
日本女子バスケだけの慣習 コートネームに込める思い 7月31日 アシスタントコーチを務めるトヨタ自動車の名古屋市内の体育館に、バスケットボールが響く音が戻ってきた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため活動を自粛していたが、今月から本格的な練習を再開。9月中旬に開幕する今季のWリーグには、主将のサン(三好南穂)やソウ(栗原三佳)、高卒ルーキーのルー(平下愛佳)ら12人の選手で臨むことになる。 「コートネーム」と呼ばれるこの愛称は、日本の女子バスケットボール界 日本女子バスケだけの慣習 コートネームに込める思い