UAゼンセン松浦会長「AI、ロボの運用を協議」 サービス・食品 小売り・外食 2月17日 2019年の春季労使交渉では、人手不足や待遇の格差是正も大きなテーマだ。流通や外食の労働組合からなるUAゼンセンの松浦昭彦会長に今回の交渉のポイントを聞いた。 ――人手不足にはどう対応しますか。 「中小では人材をとれず廃業に追い込まれる『人手不足廃業』が深刻だ。新規高卒者の求人に対する充足率は、従業員が30~99人の企業では11年は約70%だったが、18年は約27%と低い。29人以下の企業だと1 UAゼンセン松浦会長「AI、ロボの運用を協議」
労使交渉を聞く)電機連合の野中中央執行委員長「統一交渉はベア重視」 エレクトロニクス 2月16日 2019年の春季労使交渉が本格的に始動した。日本企業を巡る競争環境が大きく変わるなか、横並びの賃上げの是非や、正規社員と非正規社員、大企業と中小企業の格差是正など論点は山積している。主要産別労組の首脳らに交渉の焦点を聞く。初回は電機連合の野中孝泰中央執行委員長。 ――自動車業界などでは一律のベースアップ(ベア)要求から脱する動きがありますが、電機連合は統一交渉やベアにこだわっています。 「相場の 労使交渉を聞く)電機連合の野中中央執行委員長「統一交渉はベア重視」
労使交渉を聞く)電機連合の概要と19年春の主な要求内容 2月16日 電機連合の概要と主な要求内容 電機関連企業の約630組合からなり、全組合員は約57万人いる。2019年交渉では、ベアに相当する賃金改善分として月額3000円以上を要求した。ベアの要求は6年連続で、月額3000円以上の水準は4年連続となる 労使交渉を聞く)電機連合の概要と19年春の主な要求内容
トヨタ悩むIT人材確保 変わる労使交渉、異業種競争深耕 自動車・機械 2月14日 トヨタ自動車の今春の労使交渉が13日、本格始動した。組合側は基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)を要求したか明示せず、2018年春の交渉で非公表とした会社側に足並みをそろえた。異例の非開示にしたのは自動運転など次世代技術の競争を控え、人材確保にもつながる競争力の議論を手厚くする狙いが見える。 同日、会社を代表して要求書を受け取った河合満副社長は「昨年、労使 トヨタ悩むIT人材確保 変わる労使交渉、異業種競争深耕
NECの労組、ベア3千円要求 エレクトロニクス 2月13日 日本電気労働組合(石井隆之・中央執行委員長)は13日、春季労使交渉でベースアップ(ベア)にあたる月3000円の賃金改善を求める要求書を経営側に提出した。ベアの要求は6年連続。一時金は業績連動方式のため交渉の対象外となる。 日本電気労組な NECの労組、ベア3千円要求
トヨタとマツダ「ベア」額示さず、横並びも今は昔 自動車・機械 2月13日 自動車8社の労働組合が13日、2019年春季労使交渉の要求書を経営側に一斉に提出した。基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)では、トヨタ自動車とマツダが具体的な額を明示しなかった。一方で日産自動車やホンダなど6社は前年同様にベアの具体額を掲げている。転換期の自動車産業だけに、業界横並びの労使交渉も過去のものになりつつある。 自動車総連は19年の労使交渉でベアの獲得目標を総連としては掲げず、 トヨタとマツダ「ベア」額示さず、横並びも今は昔
自動車各社の労組が要求提出 賃金交渉スタート 自動車・機械 中部 2月13日 自動車大手の労働組合が13日、2019年春季労使交渉の要求書を経営側に提出した。月例の基本給を一律引き上げるベースアップ(ベア)ではトヨタ自動車が具体的な額を明示しない一方、日産自動車やホンダなどは前年同様にベアの具体額を掲げる。自動車業界は賃金交渉全体のリード役となってきたため、産業界全体の交渉に与える影響が注目される。 トヨタや日産、ホンダ、SUBARU(スバル)などの労組が13日午前に要求 自動車各社の労組が要求提出 賃金交渉スタート
春闘、重工業3社は3500円賃上げ要求 自動車・機械 2月8日 2019年春の春季労使交渉で、三菱重工業、IHI、川崎重工業の大手重工3社の労働組合は8日、19年度に3500円の賃金改善を求める要求 春闘、重工業3社は3500円賃上げ要求
賃金改善 「手法」が焦点に 春季交渉、ベアと水準が両輪 2月5日 経団連の中西宏明会長と連合の神津里季生会長は5日、春季労使交渉を巡り都内で会談した。「賃金の引き上げは必要」との認識では一致するが、賃上げ手法では違いが鮮明だ。経営側は年収ベースの引き上げや総合的な処遇改善を強調し、連合はベースアップ(ベア)と賃金の絶対水準を重視する。中小企業や非正規社員の格差是正など論点は山積している。 大手企業の労働組合は今月中旬に経営側に要求書を提出し、3月13日の集中回 賃金改善 「手法」が焦点に 春季交渉、ベアと水準が両輪
春季交渉で労使トップが会談、中西氏「持続へ節目の年」 経済 2月5日 経団連の中西宏明会長と連合の神津里季生会長は5日午前、春季労使交渉をめぐり都内で会談した。中西氏は「国際関係は予想していた以上に芳しくないが、企業の収益は着実に上がっている。どう持続するか節目の年だ」と話した。神津氏は「戦後最長の景気拡大局面といっても、街頭の声ではなかなか実感が持てていない」と強調した。 経団連が1月に示した経営側の指針では、福利厚生の充実や自己啓発の支援といった働き手の総合的 春季交渉で労使トップが会談、中西氏「持続へ節目の年」