レッツノート造る協働ロボ、細かなカスタマイズに対応 エレクトロニクス 自動車・機械 コラム(テクノロジー) IoT 5月29日 ノートパソコンの「レッツノート」や「タフブック」、業務用タブレット端末「タフパッド」などを生産するパナソニックの社内カンパニー、コネクティッドソリューションズ(CNS)社の神戸工場(神戸市)。同工場では「一品一様」「人の経験に頼らない高品質」「トレーサビリティー+予兆管理の進化」「納期短縮」の4つをキーワードに、協働ロボットを活用するなどしてスマート工場化を進めている。 【前回記事】パナソニック、 レッツノート造る協働ロボ、細かなカスタマイズに対応
パナソニック、ほぼ手作業の最新スマート工場 エレクトロニクス 自動車・機械 コラム(テクノロジー) IoT 5月28日 パナソニックは、各社内カンパニーがそれぞれ独自にICT(情報通信技術)を活用したスマート化の取り組みを展開。画像認識による人の作業のチェックや、協働ロボットを活用した省人化、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」による工場データの一元管理などを進めている。 その1つが家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」の燃料電池を生産するアプライアンス(AP)社の草津工場(滋賀県草津市) パナソニック、ほぼ手作業の最新スマート工場
外から見ると変? パナソニック社外取締役2氏に聞く エレクトロニクス 3月27日 パナソニックの社外取締役を務める元経済財政相の大田弘子氏、経営コンサルタントの冨山和彦氏。多くの企業の経営や、官庁での仕事に携わってきた両氏にパナソニックの今の立ち位置と、目指すべき方向性を聞いた。 ■取締役会、ガッチガチだった 大田氏 ――パナソニックに関わって最初の印象は何でしたか。 「2000年に中村邦夫氏が社長になるときのアドバイザリーボードのメンバーとして呼ばれた。当時、私を含めた外部の 外から見ると変? パナソニック社外取締役2氏に聞く
「パナソニック学校」 全寮制に幸之助氏の思い エレクトロニクス 3月26日 パナソニックを形づくった一つのキーワードに「共同生活」がある。創業者の名前を冠した「松下幸之助商学院」は「街の電器屋」のパナソニックショップの後継者を育てる滋賀県草津市の研修施設だ。生徒は入学から約10カ月の寮生活を送る。1970年の開設から5千人ほど修業。幸之助氏が政治家を育てるために80年に開塾した「松下政経塾」も全寮制で、寝食をともにしながら4年間の研修を受ける。なぜ共同生活を重視するのか 「パナソニック学校」 全寮制に幸之助氏の思い
曲がり角のパナショップ、タブーに踏み込む エレクトロニクス 3月23日 「街の電器屋さん」。家族経営のこじんまりした雰囲気のイメージが強いパナソニックショップ。1980年代後半の最盛期には2万7千店あったが、今や1万5千店まで減った。パナソニックの家電の6割を販売していた面影はなく、低価格が売りの量販店大手やネット通販に顧客をとられて、今では2割を切る水準だ。パナソニック本体が家電から自動車部品に軸足を移す中で、その在り方も変革を迫られている。 ■高齢者経営の店舗、2 曲がり角のパナショップ、タブーに踏み込む
パナソニック城下町の苦境 税収5分の1、東京シフトも エレクトロニクス 3月22日 3月7日に創業100年を迎えたパナソニック。長い歴史を語るうえで切り離せないのが城下町、大阪府門真市と守口市だ。80年以上前に門真市に本社を移転して地元と二人三脚で成長してきたが、円高による海外移転や韓国勢との競争に敗れるなどで、バブル崩壊後は生産拠点も事務所も減少に転じた。城下町の変貌からパナソニックの軌跡をたどる。 ■AV機器の一大拠点 京阪電鉄本線と大阪モノレールが通る門真市駅から大阪中央環 パナソニック城下町の苦境 税収5分の1、東京シフトも
パナソニック、もう一つの挑戦 編集委員 小平龍四郎 ニュースこう読む コラム(経済・政治) 3月15日 創業100年のパナソニック。AI(人工知能)やあらゆるモノがネットにつながるIoTの技術を軸に、次の100年を生き残るビジネスモデルの構築に挑んでいるという。パナソニックの挑戦はモノ作りにとどまらない。企業統治(コーポレートガバナンス)の分野でも、株式市場関係者をうならせる挑戦に乗り出した。 どういうことか。パナソニック企業年金は2月7日、日本市場で投資活動をする際の規律、「日本版スチュワードシ パナソニック、もう一つの挑戦
街づくりで新事業 カンパニー連携 エレクトロニクス 3月15日 パナソニックの住宅分野は旧松下電工の流れをくむ。戸建・賃貸集合住宅建築の「パナホーム」を傘下に収め、旧三洋電機の太陽電池事業を引き継いだエコソリューションズ(ES)社は、生活周辺分野で安定して利益を稼いでいる。昨春、ES社長に就いた電工出身の北野亮氏は他のカンパニーと連携し、自動車や街のインフラ向けの開拓を目指す。 ――次の100年に向けた最大の課題は。 「ES社の売上高は約2兆円で国内比率が約 街づくりで新事業 カンパニー連携
車載機器、モジュール化に注力 エレクトロニクス 3月14日 パナソニックは米テスラなどと組み、車載用リチウムイオン電池を成長の柱に育てようとしている。2017年1月には米ネバダ州にテスラの電気自動車(EV)用の電池を生産する工場「ギガファクトリー」を稼働させた。オートモーティブ&インダストリアルシステムズ(AIS)社の伊藤好生社長は「(車載用リチウムイオン電池の)市場成長についていく」と、車載機器の投資や技術開発に注力する考えを示した。 ――巨額投資をし 車載機器、モジュール化に注力
家電、アジアで稼ぐ エレクトロニクス 3月13日 パナソニック100年の歴史で長く中核を担ってきた家電事業。ただプラズマテレビの大型投資があだとなり、経営危機を招いた「戦犯」としても記憶に新しい。白物家電や空調機器にシフトし、改革を進めたアプライアンス(AP)社の本間哲朗社長は、海外展開や他社との積極的な連携を今後の戦略に掲げる。 ――2015年4月の社長就任からまもなく3年がたちます。 「家電部門は10~12年度にかけて大きな損失を出した。会 家電、アジアで稼ぐ