豊洲市場の赤字縮小へ、都が試算見直し 市場会計50年持続 東京 1月23日 東京都は豊洲市場(東京・江東)の収支を見直す。これまで赤字額を年間21億円としていたのを約10億円に改める。人件費や施設の管理経費を抑え、年間10億~20億円のコスト削減を進める。赤字体質を見直し、経営の安定性を高める。 東京都は23日に関係局長会議を開き、旧築地市場を市場関係者の市場利用料でまかなう特別会計から、都民の税金でまかなう一般会計へ5500億円前後で売却することを決める。併せて市場経 豊洲市場の赤字縮小へ、都が試算見直し 市場会計50年持続
旧築地市場、仲卸業者に明け渡し命令 東京地裁 11月26日 東京都は26日、閉場した旧築地市場(中央区)の移転に反対し、店舗部分に冷蔵庫や作業台などの所有物を残していた水産仲卸業者2者に対し、東京地裁が土地・建物を都に明け渡すよう命じる仮処分決定をしたと発表した。決定は22日付。都が10月18日付で明け渡しを求める仮処分を申し立てていた。 旧築地市場は10月、豊洲市場(江東区)への移転に伴い閉場した。跡地は2020年東京五輪・パラリン 旧築地市場、仲卸業者に明け渡し命令 東京地裁
豊洲開場1カ月、取扱高伸び悩み 周辺混雑は少なく サービス・食品 東京 11月10日 首都圏の台所として旧築地市場(東京・中央)を引き継いだ豊洲市場(東京・江東)が11日、開場から1カ月を迎える。開場日は場内外で混乱があったが、それ以降は落ち着いた運営が続いている。ただ、取扱高が思ったほど伸びていないとの声も出ている。市場活性化には、取引を増やしていくことがカギになる。 「怖いくらいに順調だ」。東京都の市場担当者はこんな感想を漏らす。市場が最も忙しい早朝の時間帯でも、周辺道路の混 豊洲開場1カ月、取扱高伸び悩み 周辺混雑は少なく
豊洲開場1カ月、ルール違反なくせ 都など通達 サービス・食品 コラム(地域) 11月9日 東京都の豊洲市場の開場から11日で1カ月を迎える。荷下ろしや搬出など市場の運営は軌道に乗りつつあるが、新たな課題も浮上してきた。禁煙場所での喫煙や共有通路への荷物のはみ出しなど、一部業者によるマナー違反だ。市場のブランド価値を下げかねないとして、都と業界団体は対策に乗り出した。 「喫煙所ではないのにたばこの吸い殻がたくさん捨てられている」「場内通路に発泡スチロールの箱が無造作に置かれている」―― 豊洲開場1カ月、ルール違反なくせ 都など通達
豊洲市場 開場1週間 にぎわい続く 10月18日 豊洲市場(東京・江東)の開場から18日で1週間。11日の初日は交通渋滞など混乱もあったが、その後はスムーズに船出した形だ。13日からは一般客の見学も始まり、家族連れや外国人観光客らが詰めかけ、2年遅れでようやく開場した新市場はにぎわいを見せている。 「大きい」「ワーオ!」。18日早朝、豊洲市場の水産卸売場棟2階の見学者用通路から歓声が上がった。ガラス越しにマグロがずらりと並んだ1階のセリ場を見下 豊洲市場 開場1週間 にぎわい続く
築地市場が完全閉鎖、83年の歴史に終止符 10月17日 6日に営業を終えた東京都の築地市場(中央区)が17日、移転先となる豊洲市場(江東区)への業者らの引っ越し準備の調整期間を終えて完全閉鎖された。午後8時ごろに正門で仮設のゲートが閉じられ、83年間にわたって東京の食を支えた歴史に静かに終止符を打った。 築地市場の跡地では11日から、青果棟の駐車場付近の解体工事が始まっている。跡地の一部は築地と豊洲を結ぶ幹線道路「環状2号線」となり、11 築地市場が完全閉鎖、83年の歴史に終止符
市場落ち着く、ブランド化へ課題も 豊洲開場1週間 サービス・食品 東京 10月17日 豊洲市場の開場から18日で1週間を迎える。開場直後は荷下ろしや搬出で場内外は一時的に大幅な混雑となったが、翌日以降には落ち着きを取り戻し始めている。築地に代わる「豊洲ブランド」を構築するには、物流・鮮度管理両面で高まった市場の機能を生かし、食材の販売力を強化するなど、長期的な戦略作りが課題になる。 16日午前7時すぎの豊洲市場。開場日の11日には渋滞が発生し車両があふれていた市場前の都道は、スム 市場落ち着く、ブランド化へ課題も 豊洲開場1週間
豊洲市場の周辺道路、混雑対策実施へ 小池知事表明 東京 10月12日 東京都の小池百合子知事は12日の記者会見で、11日に開場した豊洲市場の周辺道路で渋滞が発生したことを受け、「事情を把握し必要な対策をする」との考えを示した。そのうえで、市場を利用する関係者に対し、「新しい市場での業務を早期に軌道に乗せていただきたい」と述べ、円滑な運用への協力を求めた。 すでに12日朝から道路の信号の 豊洲市場の周辺道路、混雑対策実施へ 小池知事表明
「新台所」豊洲の一歩 初日にぎわい安堵 サービス・食品 東京 10月12日 豊洲市場(東京・江東)が11日、開場した。周辺道路で渋滞が発生したが、取引に大きな混乱はなかった。初日のセリはご祝儀相場に沸き、市場関係者は変わらぬ活気に安心した表情を見せた。旧築地市場(同・中央)のにぎわいを引き継いだ「首都圏の台所」として船出した。 午前5時10分、水産卸売り場棟2階の「マグロせり室」に関係者が集合。仲卸の東京築地魚市場大物業会の横田繁夫会長が「豊洲市場の一ページ目が始まった 「新台所」豊洲の一歩 初日にぎわい安堵
世界の「TOYOSU」へ、重い都の責務 東京 10月11日 11日に開場した東京の豊洲市場は、食品流通の構造変化への対応を目指した市場だ。生鮮品の鮮度を保つため室内全体を低温で管理する「閉鎖型」の構造にし、場内には転配送センターを設けるなど物流機能も大幅に強化した。ただ、世界の「TOYOSU」として市場の価値を高めていくため、開設者の東京都がやるべきことはまだ多くある。 小池百合子知事は午前5時ごろ豊洲市場に入った。長靴を着用し、水産・青果の各売り場を回 世界の「TOYOSU」へ、重い都の責務