日産、「ノート」に託す難局打開 8年ぶり全面改良 日経産業新聞 新型コロナ 自動車・機械 11月24日 日産自動車は24日、小型車「ノート」を8年ぶりに全面改良し、12月23日に発売する予定だと発表した。これまでもノートは日産が「有事」に直面する時期に登場し、局面を打開してきた。同社は事業構造改革計画で日本を「コアマーケット」と位置づけ、再強化を打ち出している。3代目の新型ノートは劣勢の母国市場でシェア挽回を担う最重要モデルとなる。 「『eパワー』は日本のお客さまの厳しい目によって認められ、累計で 日産、「ノート」に託す難局打開 8年ぶり全面改良
やれるか日産 北米構造改革は経営再建への必達目標 日経産業新聞 新型コロナ コラム(ビジネス) ネット・IT 自動車・機械 北米 11月12日 日産自動車の経営再建を占う北米事業の構造改革が始動した。10月に主力の多目的スポーツ車(SUV)「ローグ」の新型を発売し、値引き販売の抑制や生産再編などにも着手した。かつてのドル箱市場は身の丈を超えた拡大路線のつけが回り、低迷が続く。「量から質へ」を掲げ、負の遺産の一掃に動くが、一筋縄ではいかない課題も横たわる。北米改革をやりきれるか。 ■北米事業の立て直しへ、人事刷新 9月8日に開かれた日産の取 やれるか日産 北米構造改革は経営再建への必達目標
自動車むしばむ「資本中毒」 日産は治癒できるか 田中 暁人 自動車・機械 編集委員 8月9日 アルコールでも薬物でも、重度の依存症患者は治療に想像を絶する苦しみを強いられるという。自動車業界で今、この治療にもがくのが日産自動車だ。 「資本中毒者の自白」。欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を率いた故セルジオ・マルキオーネ氏は2015年、アナリスト向けにこう題したプレゼンテーションを発表して注目を集めた。 「自動車産業は巨額資本の投下にもかかわらず、薄利しか得 自動車むしばむ「資本中毒」 日産は治癒できるか
日産再生のカギ、10年ぶりの新型EV「アリア」発表 自動車・機械 7月15日 日産自動車は15日、多目的スポーツ車(SUV)型の電気自動車(EV)「アリア」を2021年中ごろに日本で発売すると発表した。世界のEV販売の過半を占める中国市場向け専用車を除くと、日産が新型EVを投入するのは10年12月に「リーフ」を売り出して以来、10年ぶりとなる。日産の経営再建で最も重要なのは、売れる車だ。グローバル商品戦略の柱とする電動化を象徴するクルマとして、日産再生のカギを握る。 「日 日産再生のカギ、10年ぶりの新型EV「アリア」発表
日産、国内2年半ぶりの新車 HV「キックス」への期待 自動車・機械 6月24日 日産自動車は24日、新型のハイブリッド車(HV)「キックス」を30日に発売すると発表した。1カ月前に中期経営計画と巨額の最終赤字を公表した後、国内では初めてとなる新型車の投入だ。日産は反転攻勢に向け、この新型車には3つの期待をかけている。 「電動の走りに加えて(運転支援技術の)プロパイロットも搭載した。価格も(値ごろな)200万円台で、日産の主力のクルマになる」。星野朝子副社長は同日に開いたオン 日産、国内2年半ぶりの新車 HV「キックス」への期待
ルノー会長、日仏連合が「コロナ禍で結束」 一問一答 新型コロナ 自動車・機械 ヨーロッパ 5月30日 【パリ=白石透冴】仏自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長が29日、日本経済新聞の電話取材に応じ、同社欧州工場での日産自動車からの受託生産拡大に意欲を示した。生産などで結束を強める背景には新型コロナウイルスの流行があり、「(日産自動車・三菱自動車との)日仏連合の必要性が再認識された」と語った。主なやり取りは以下の通り。 ――日仏連合は27日、技術や車種などで分業して各社の重複を減らす戦略 ルノー会長、日仏連合が「コロナ禍で結束」 一問一答
仏ルノー会長、日産車の受託生産拡大に意欲 連携を強化 新型コロナ 自動車・機械 ヨーロッパ 5月30日更新 【パリ=白石透冴】仏自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長は29日、欧州にあるルノー工場で日産自動車からの受託生産拡大に意欲を示した。相互に生産設備を活用しコスト削減や稼働率の向上につなげる。日仏連合は経営統合を巡りギクシャクした関係が続いたが、新型コロナウイルス流行で経営環境が悪化するなか、企業の枠を超えて結束を強める。 日本経済新聞の電話取材に応じた。新型コロナの感染拡大が深刻になっ 仏ルノー会長、日産車の受託生産拡大に意欲 連携を強化
日産、巨額赤字 力不足の再建策 時計の針20年前に 新型コロナ 自動車・機械 ヨーロッパ 5月30日更新 日産自動車が巨額の赤字に転落した。28日に海外2工場の閉鎖などを柱とする経営再建計画を発表したが、不振の地域やブランドからの撤退など抜本策は示されず、踏み込み不足が目立つ。前期の6712億円の連結最終赤字は仏ルノーの傘下に入った1999年度と同水準だ。日仏提携で一時は世界最大規模の自動車連合まで上り詰めた日産の時計の針は20年前に逆戻りした。 ■「日産は持つのか」 「前期の最終赤字は6000億円を 日産、巨額赤字 力不足の再建策 時計の針20年前に
「過去との決別宣言は評価」 トップアナリストが斬る日産新中計 日経産業新聞 新型コロナ コラム(ビジネス) 自動車・機械 5月29日 日産自動車が再び業績不振に陥った。2020年3月期の連結最終損益は6712億円の赤字(前の期は3191億円の黒字)に転落した。同日発表した新しい中期経営計画では生産能力の2割削減を打ち出した。自動車分野のトップアナリストで長年日産を分析してきたナカニシ自動車産業リサーチの中西孝樹代表に評価を聞いた。 ■ステークホルダーから一定の時間猶予を確保 ――新中計をどう評価しますか。 「自動車産業は構造を変 「過去との決別宣言は評価」 トップアナリストが斬る日産新中計
危機再来の日産、内田社長が挑む「サバイバルプラン」 日経産業新聞 新型コロナ コラム(ビジネス) 自動車・機械 5月29日 日産自動車がカルロス・ゴーン元社長の下、「リバイバルプラン」で復活して約20年。再び、経営危機の淵に立たされた。28日発表した2020年3月期の連結最終損益は6712億円の赤字(前の期は3191億円の黒字)に転落した。最終赤字は11年ぶり。同日発表した新しい中期経営計画では生産能力の2割削減を打ち出した。内田誠社長は生き残りをかけてリストラに挑むが、再復活には3つの課題を克服する必要がある。 危機再来の日産、内田社長が挑む「サバイバルプラン」