OPEC総会、減産縮小延期を協議 感染再拡大で 環境エネ・素材 中東・アフリカ 11月30日 【カイロ=久門武史】石油輸出国機構(OPEC)は11月30日、定時総会を開いた。ロシアなど非加盟の主要産油国と取り組む、協調減産の2021年の扱いを協議する。1月に予定していた減産幅の縮小を延期する公算が大きい。新型コロナウイルスの感染再拡大で需要回復が鈍っているのに対応する。 OPECはオンラインで総会を開き、12月1日にロシアなどを加えた「OPECプラス」の閣僚会合で21年の方針を正式に決定 OPEC総会、減産縮小延期を協議 感染再拡大で
IEA、石油需要予測を引き下げ 20~21年 新型コロナ 環境エネ・素材 ヨーロッパ 中東・アフリカ 11月13日 【ロンドン=篠崎健太】国際エネルギー機関(IEA)は12日、2020年と21年の世界の石油需要予測を下方修正した。欧米で新型コロナウイルスの新規感染者数が急増し、行動規制が再び広がっている影響を踏まえた。ワクチンについて「来年しばらくは需要を大きく押し上げる可能性は低い」と記し、効果が期待できるのは21年後半以降との見方を示した。 11月の石油市場月報では20年の需要を日量9130万バレルとし、 IEA、石油需要予測を引き下げ 20~21年
金高騰はバブルか 志田 富雄 マーケットニュース 編集委員 8月31日 今年の夏、もっとも注目を集めた投資商品は金かもしれない。ドル建ての国際相場は9年ぶりに史上最高値を更新して一時は1トロイオンス2000ドルを突破。国内の小売価格は消費税を抜いた水準でも1980年の最高値を超えた。 市場で強まる先高観測や、急角度に上がるグラフを眺めると上昇相場の末期という雰囲気も漂う。しかし、金市場をとりまく経済環境を見わたせば、投資マネーが金に向かう理由は納得できる。 金の立場 金高騰はバブルか
原油減産幅の維持が焦点、サウジやロシア4日にも協議 新型コロナ 中東・アフリカ 6月1日 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなど主要産油国でつくる「OPECプラス」が過去最大の協調減産を始めて1日で1カ月。原油相場はいったん底を打ったが、産油国の財政はなお苦しい。OPECプラスの協議は4日への前倒しが検討されており減産幅の維持が焦点となる。安値を警戒するサウジアラビアは維持を探るが、ロシアは当初の合意に沿って7月からの縮小を求めているもようだ。 OPECの議長国アルジェリアは 原油減産幅の維持が焦点、サウジやロシア4日にも協議
ロシアとサウジ、減産巡り調整継続で一致 ヨーロッパ 5月28日 【モスクワ=小川知世】ロシアのプーチン大統領は27日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話協議し、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国の主要産油国で構成する「OPECプラス」の協調減産を巡り、緊密な調整を続けることで一致した。6月10日にOPECプラスのテレビ会議を控え、7月以降の減産量の維持を協議した可能性がある。 ロシア大統領府が発表した。プーチン氏とムハンマド皇太子は世界のエネ ロシアとサウジ、減産巡り調整継続で一致
NY原油、上値重く コロナ第2波なら再急落も 5月15日 ニューヨークの原油先物価格は4月中旬に史上初のマイナス価格をつけた後、値を戻したが上値の重い展開が続いている。欧米は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ移動制限の一部解除に動いたが、第2波の到来に対する懸念から、市場参加者は需要の持続的な回復に疑念を抱く。サウジアラビアなどは大幅な減産に乗り出すが、需給が引き締まるには時間がかかるとの見方が多い。 WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート) NY原油、上値重く コロナ第2波なら再急落も
IEA、20年石油需要を上方修正 コロナ制限緩和で 新型コロナ ヨーロッパ 中東・アフリカ 5月14日 【ロンドン=篠崎健太】国際エネルギー機関(IEA)は14日発表の石油市場月報で、2020年の世界の石油需要予測をやや上方修正した。前年比で日量860万バレル減と、4月の前回より70万バレル引き上げた。新型コロナウイルスによる経済活動の低迷で過去最大の需要減になる見通しは変わらないが、欧州などで取られ始めた移動制限緩和の動きを織り込んだ。 4~6月期の石油需要は前年同期比で日量1990万バレル減を IEA、20年石油需要を上方修正 コロナ制限緩和で
20年の原油需要、日量907万バレル減 OPEC予想 新型コロナ 中東・アフリカ 5月14日 【ドバイ=岐部秀光】石油輸出国機構(OPEC)は13日発表した月報で、2020年の原油需要が前年に比べ日量907万バレル減るとの予想を示した。先月の予想から日量223万バレル下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大による各国の経済活動の停止で、当初の想定を大幅に上回る需要減になる見通しだ。 同時に発表した4月のOPEC加盟国の 20年の原油需要、日量907万バレル減 OPEC予想
サウジが追加の自主減産表明、日量100万バレル 新型コロナ 中東・アフリカ 5月11日 【ドバイ=岐部秀光】ロイター通信によると、サウジアラビアのエネルギー省は11日、国営石油会社サウジアラムコに日量100万バレルを6月から追加減産するよう指示した。低迷する原油価格を下支えするとともに、他の産油国に合意済みの削減を順守し、追加減産にも協力するよう促す狙いとみられる。 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国が5月から実行している過去最大の日量970万バ サウジが追加の自主減産表明、日量100万バレル
ドバイ原油、02年2月以来の20ドル割れ 4月21日 アジア指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は21日、取引の中心となる6月渡しは1バレル18.70ドル前後と前日比で2.90ドル下落した。2002年2月以来となる20ドル割れとなった。ニューヨーク原油先物市場で20日、史上初となる原油価格がマイナスとなった流れを引き継いだ。 市場では需給の緩みが意識されている。新型コロナウイルスの影響で世界的に都市や空港が封鎖され経済活動が低迷し石油需要が急減 ドバイ原油、02年2月以来の20ドル割れ