仙台に建設中の次世代放射光施設、愛称を募集 東北 宮城 科学&新技術 1月20日 量子科学技術研究開発機構(千葉市)などは仙台市の東北大学青葉山新キャンパス内に建設中の次世代放射光施設の愛称募集を始めた。3月末まで同機構のホームページで一般に受け付ける。「世界トップレベルの研究所。海外の人にも親しみやすい名称をつけてほしい」(同機構)という。 国や自治体が約380億円をかけて整備する施設は2023 仙台に建設中の次世代放射光施設、愛称を募集
数学と光で半導体に革新 論文100本以上と熱気 科学&新技術 1月19日 研究をやり尽くしたと思われがちなシリコン材料の半導体分野で、新たな研究テーマが台頭している。形を扱う数学「トポロジー」と光を操作できる半導体「フォトニック結晶」が融合した「トポロジカル・フォトニクス」だ。これまで見つかっていなかった不思議な機能が出現し、注目する研究者が増えている。 「ここ1~2年、年100本以上の論文が発表されている。新しい分野として急速に熱を帯びてきたと実感する」。東京大学の 数学と光で半導体に革新 論文100本以上と熱気
量子テレポーテーション、米大学が長距離で初成功 科学&新技術 1月14日 盗聴の恐れが全くない安全なインターネットの実用化が見えてきた。米カリフォルニア工科大学などの研究チームが「量子テレポーテーション」という次世代通信につながる技術で長距離の転送実験に成功した。高速で安全な通信網は国の安全保障や産業育成の基盤となり、世界各国の開発競争が激しくなっている。 遠くにいる相手との情報のやり取りは、いつの時代でも重要な関心事だ。江戸時代には飛脚が手紙を運び、現在はメールやS 量子テレポーテーション、米大学が長距離で初成功
東芝、量子暗号など芽吹く革新の種 問われる経営力 日経産業新聞 新型コロナ エレクトロニクス 12月24日 東芝研究開発センターで研究者のサポート業務に当たる峯川知己さん(40)は、新型コロナウイルス感染拡大後、在宅勤務が増えた。峯川さんは生まれつき聴覚に障害がある。オンライン会議も増え、東芝が開発した音声を自動で書き起こすシステムを使っている。「会話にタイムラグが生じにくく、助かっている」と峯川さんは話す。 東芝が開発を進める音声自動字幕システム「ToScLive」は会議の議事録作成に使われ、85% 東芝、量子暗号など芽吹く革新の種 問われる経営力
中国が「量子超越」達成 グーグルと異なる光方式 科学&新技術 12月12日 次世代の高速計算機、量子コンピューターの開発で中国が存在感を高めている。中国科学技術大学の研究者らが米グーグルに次ぎ「量子超越」と呼ばれるブレークスルーを果たした。特殊な問題を利用した基礎的な成果で今後の進化は未知数だが、中国の研究力の向上を印象づけた。 日本が誇る世界最速のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」で6億年かかる問題を200秒で解く――。米科学誌サイエンスに3日、量子コンピュータ 中国が「量子超越」達成 グーグルと異なる光方式
[FT]中国の研究者、量子超越性達成と主張 FT 12月11日 中国の研究者チームは、現代の最も高性能なスーパーコンピューターの数兆倍に及ぶスピードでの計算が可能な量子コンピューターを構築し(量子コンピューターが現行方式のコンピューターでは到達し得ない性能を持つことを指す)「量子超越性」を達成したと発表した。 100兆倍の計算速度 中国科学技術大学の科学者チームが12月3日に米科学論文誌サイエンスで発表した論文によると、同チームが開発した量子コンピューター「 [FT]中国の研究者、量子超越性達成と主張
図解で分かる量子コンピューター スパコンとの違いも ビジュアルデータ エレクトロニクス 科学&新技術 6月24日 21世紀の技術革新の1つで産業や生活を根底から変える可能性を秘める量子コンピューター。6月22日には日本のスーパーコンピューター「富岳」が世界一の称 図解で分かる量子コンピューター スパコンとの違いも
NEC、量子計算機のDウエーブに出資、技術開発で連携 ネット・IT エレクトロニクス 6月18日 NECは18日、量子コンピューターを開発するカナダのDウエーブ・システムズに1千万ドル(10億円超)を出資すると発表した。技術開発などで協業し、国内でクラウドサービスを提供する。量子コンピューターは競争が激しい。商用化で先行するDウエーブと組み、国内市場を開拓する。 出資比率は明らかにしていない。Dウエーブは2011年に「量子アニーリング方式」と呼ばれる量子コンピューターを世界で初めて開発。米航 NEC、量子計算機のDウエーブに出資、技術開発で連携
量子コンピューターが破れない次世代暗号、標準化へ ネット・IT コラム(テクノロジー) フィンテック 科学&新技術 3月12日 量子コンピューターが現在の暗号技術を無力化する──。時期の見方が分かれるものの、量子コンピューターの開発競争が激しくなる中で、インターネットの通信で広く使われている「RSA暗号」や暗号資産(仮想通貨)で用いられている「楕円曲線暗号」を使い続けるリスクを検証すべき時期は確実に迫っている。既存の方式に代わる暗号技術の研究や検討も進んでいる。 【前回記事】量子コンピューターは暗号を解読できる? 真偽を検 量子コンピューターが破れない次世代暗号、標準化へ
量子コンピューターは暗号を解読できる? 真偽を検証 ネット・IT コラム(テクノロジー) フィンテック 科学&新技術 3月11日 情報の改ざんや漏洩を防ぐ暗号技術に新たな脅威が浮上した。量子コンピューターの開発加速だ。計算能力が上がれば、短時間で暗号を解読できてしまう恐れがある。一方で、近い将来に暗号を解読できるとの主張には懐疑的な見方もある。量子コンピューターは現在の暗号を無力にするのか。その真偽と対策方法に迫った。 ■グーグル発表でビットコイン急落 2019年10月23日、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの 量子コンピューターは暗号を解読できる? 真偽を検証