「老いる国」への懸念と期待(佐々木明子) 日経マネー トレンド 学ぶ 5月21日 島国・日本の風景は大きく変わった 小学3年生の時に、隣のクラスに米国人の女の子が編入してきた。透き通るような白い肌に黄金色のロングヘア、スッと通った鼻筋に見とれたものだった。昭和50年代は、まだ周りにいる外国人は少なかったと記憶している。 それが今や京都の街や銀座は言わずもがな、表参道の裏の小道の日本人すら知らないような穴場のカフェに、北欧からの旅行客がいたりする。コンビニエンスストアや飲食店で 「老いる国」への懸念と期待(佐々木明子)
日米株のバリュエーションが示すリスク 株式投資 日経マネー 増やす 5月18日 日本株相場が堅調である。17日には日経平均株価が終値ベースで節目の3万円を回復した。背景には3月期の決算発表が総じて良好だったことや、海外投資家の買いが継続していることなどがある。さらに言えば、欧米では依然として金融引き締めが続く一方、日本では金融緩和がしばらく続く見通しであることも株式市場の買いを後押ししている。東京証券取引所の資本効率の改善要請を受けた上場企業が株主還元策を強化していることな 日米株のバリュエーションが示すリスク
米国株迫る下落 「悪いニュースは良いニュース」の終焉 株式投資 日経マネー 増やす 5月17日 米国株には強い売りサインが出ています。株価指数は堅調に見えますが、長続きするものではありません。「セル・イン・メイ(5月に株を売れ)」というアノマリー(経験則)が今年は機能しそうで、5月から年後半にかけては、大幅下落のリスクが高いでしょう。 米国の景気先行指数も悪化のスピードが加速していますが、昨年10月以降の米国株インデックスは上昇基調です。矛盾する状況の背景にあるのは、今の市場にまん延する 米国株迫る下落 「悪いニュースは良いニュース」の終焉
バフェットを世界一にした要因 変幻自在と恐怖効果 株式投資 日経マネー 学ぶ 5月10日 兼業投資家で著名投資家ブロガーのみきまるさんに、株式投資の必勝テクニックを学ぶ連載。みきまるさんは、株式界のレジェンドたちの投資法を紹介する本を数百冊読破し、独自の手法で数億円の資産を築いたスゴ腕投資家です。彼らの投資法をひもといていくと、現在の日本株運用に通じるノウハウも多いはずです。 編集部 株式界のレジェンドから投資の必勝テクニックを学ぶ本連載も9回目。いよいよ米国の著名投資家、ウォーレン・ バフェットを世界一にした要因 変幻自在と恐怖効果
桐谷さんが選ぶ「保有条件があるけど持ちたい優待株10」 株式投資 株主優待 増やす 5月8日 1年以上保有するなど優待取得に条件がある優待株が増えている。その中からお薦めの10銘柄を桐谷さんに聞いた。 どうも、桐谷です。今月のテーマは「保有年数の条件があるけど持ちたい優待株」です。いわゆる「優待タダ取り」を防ぐために、優待取得に保有年数の条件を付ける企業が増えてきました。徐々に「保有年数の条件付き」が一般的になっていくのかもしれません。こうした銘柄から、お薦めの10銘柄を思い浮かべた順に紹 桐谷さんが選ぶ「保有条件があるけど持ちたい優待株10」
金利上昇で株価が下落 米ホーム・デポは今後厳しい? 株式投資 日経マネー 増やす 5月6日 米国株投資を手掛ける億万投資家のエルさん(ハンドルネーム)、たぱぞうさん(同)が1銘柄をじっくり査定する本連載。今回は、米国の金利上昇を受けて株価が下落したホーム・デポを取り上げる。 そもそもホームセンター大手である同社がなぜ、金利動向の影響を受けるのか。ピンとこない読者も少なくないだろう。理由は、同社のイメージにある。 エルさんとたぱぞうさんは2人とも、「ホーム・デポは住宅資材などを販売してDI 金利上昇で株価が下落 米ホーム・デポは今後厳しい?
3億円投資家 「超低収益型」企業の変身を狙う 株式投資 日経マネー 増やす 5月5日 独自の「理論株価チャート」を使った投資法で3億円超の資産を築いたはっしゃんさん(ハンドルネーム)が、その投資法を解説する連載。第4回は理論株価チャートで分かる「事業価値の変化」に着目し、割安株の水準訂正を狙う投資法について紹介します。 はっしゃん式理論株価は「事業価値」と「資産価値」の合計(下図参照)ですが、市場評価の高い企業ほどPBR(株価純資産倍率)が高いという傾向があるため、事業価値の比率が 3億円投資家 「超低収益型」企業の変身を狙う
PBR改善こそ日本株底上げの上策 株式投資 日経マネー 増やす 4月23日 米シリコンバレーバンク(SVB)の破綻に端を発した金融システム不安は収束した。だが、今回の件で改めて「相場は人間の心理によって左右される」という当たり前のことを思い起こすに至った。今回の連鎖的な銀行株の急落も、2008年の金融危機で市場の流動性が一気に失われたのも、マグニチュードの大きさこそ違うが、背景にあるものは同じ。「何が潜んでいるのか見えない」という疑心暗鬼だ。 一度、そうした不安に取りつ PBR改善こそ日本株底上げの上策
米国の銀行破綻はまだ続く その理由と日本への影響 株式投資 為替・FX 預貯金 日経マネー シリコンバレー銀行破綻 Think! 増やす 4月17日 3月に米シリコンバレーバンク(SVB)が破綻しました。米国政府の救済策により、金融危機はいったん落ち着いたようにも見えますが、このまま収束するとは思えません。むしろこれからゆっくりと時間をかけて、影響は広がっていくとみています。 今回の銀行破綻は何の前触れもなく唐突に起きたものではなく、米国の銀行株指数は2021年9月から下げ始めていました。21年11月に米連邦準備理事会(FRB)が「インフレは 米国の銀行破綻はまだ続く その理由と日本への影響
株式投資は長期で構えるもの(澤上篤人) 株式投資 日経マネー 増やす 4月16日 当コラムは今回で最終回となる。長期連載が途切れるのは、残念至極である。日経マネーの読者層が銘柄の詳しい情報や個人投資家の投資ノウハウの紹介記事など、実用的な情報を求める傾向を強めているとのこと。そういった風潮の中、ずっと長期投資の重要性を語ってきた当コラムの価値が薄まってきたようだ。 そこで最終回は、マネーゲーム志向の読者への警告も含めて書いてみたい。果たして彼らのどれだけが10年後や20年後も 株式投資は長期で構えるもの(澤上篤人)