インド、高額紙幣が静かに流通停止 電子決済の普及受け スタートアップGlobe 南西ア・オセアニア コラム 6月6日 インド準備銀行(中央銀行)が5月、同国で最も高額の2000ルピー(約3400円)紙幣の流通を停止させる方針を発表した。インドは2016年にも高額紙幣を突如廃止して国民生活に混乱を招いたが、今回は社会に大きな動揺は見られない。デジタル決済が広く浸透し、かつてに比べて現金取引の重要性が薄れている点も大きそうだ。 「取引であまり使われていない」。インド中銀は2000ルピー紙幣が当面は法定通貨として使え インド、高額紙幣が静かに流通停止 電子決済の普及受け
テスラ、中国でEV増強へ駆け引き マスク氏が電撃訪問 イーロン・マスク Think! 自動車・機械 中国・台湾 6月5日 電気自動車(EV)大手、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が3年ぶりに中国を訪問した。米中対立が続くなか中国重視の姿勢を強調し、複数の政府高官と会談するなど中国とは蜜月関係に見える。輸出も見据えて上海工場を増強したいテスラと、自国のEV市場の過当競争を懸念して慎重な姿勢の中国政府。トップの電撃訪中で状況は動くだろうか。 マスク氏は5月30日に北京に到着し、31日にかけて複数の中国 テスラ、中国でEV増強へ駆け引き マスク氏が電撃訪問
インドLCC、エアバスに500機発注へ ロイター報道 自動車・機械 サービス・食品 南西ア・オセアニア 6月5日 【ムンバイ=花田亮輔】インドの大手格安航空会社(LCC)「インディゴ」を運営するインターグローブ・アビエーションは、欧州エアバスに新たに500機の飛行機を発注する調整に入った。ロイター通信などが報じた。同国大手エア・インディアも2月に、航空機の大量発注を発表している。航空市場の回復を見込んだ大型投資が目立っている。 ロイター通信によると、インディゴはエアバスからA320ファミリーと呼ばれるナロー インドLCC、エアバスに500機発注へ ロイター報道
中国、「ステマ」禁止 動画共有アプリなどに影響も ネット・IT 中国・台湾 6月5日 中国政府がインターネット広告への規制を強めている。このほど施行した新しい規定で、広告と明らかにせず口コミや感想を装って宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」を禁じた。消費者保護の狙いがある一方、厳しく運用されると企業のSNS(交流サイト)戦略に影響が出る可能性もある。 5月に施行した「インターネット広告管理弁法」で、ネット広告については消費者に広告と認識させる必要があると明記した。具体的に 中国、「ステマ」禁止 動画共有アプリなどに影響も
東南アジア新車販売、4月は2割減 タイは金利上昇が影 自動車・機械 東南アジア 6月5日 【バンコク=赤間建哉】東南アジア主要6カ国の2023年4月の新車販売台数は、前年同月比20%減の21万9386台だった。減少は1年7カ月ぶり。半導体不足の影響などは緩和しているが、金利上昇に伴うローン審査の厳格化などによる買い控えが表面化し不透明感が増している。 域内最大の新車市場であるインドネシアは29%減の5万8911台だった。4月中旬からラマダン明けの大祭(レバラン)にあわせた大型連休が重 東南アジア新車販売、4月は2割減 タイは金利上昇が影
中国・武漢、ディズニーランド誘致公表 その後削除 サービス・食品 中国・台湾 6月3日更新 【上海=若杉朋子】中国内陸部の湖北省武漢市政府は3日までに、ディズニーランドの誘致に向けて初期の協議を始めたと投稿したが、その後削除した。対話アプリ「微信(ウィーチャット)」に市民から寄せられた質問に答える形で明らかにしていた。米ウォルト・ディズニーの関係者は日本経済新聞の 中国・武漢、ディズニーランド誘致公表 その後削除
中国手術ロボ、米の巨人「ダビンチ」に挑む 国内で販売 Think! ヘルスケア 中国・台湾 6月2日 中国の国産手術ロボットが、市場を寡占する米国製ロボ「ダビンチ」に挑んでいる。医療消耗品大手の威高集団(ウェイガオ・グループ)が臨床研究にめどを付け、国内で近く市販を始める。別の企業も昨年に販売実績を上げた。医療産業の国産化を進める政府の後押しもあり、米社の独占が崩れる可能性がある。 「6月から一般外科向けに販売できるようになる」。腹腔(ふくくう)鏡手術支援ロボ「妙手―S」を開発する威高医用機器人 中国手術ロボ、米の巨人「ダビンチ」に挑む 国内で販売
フィリピン炭鉱大手、四国電に輸出 中国依存脱却狙う 環境エネ・素材 中国・台湾 東南アジア 6月2日 【マニラ=志賀優一】フィリピンの炭鉱大手セミララ・マイニング・アンド・パワー(SMPC)は、四国電力に石炭5万トンを試験的に輸出すると発表した。日本企業の顧客開拓を通じて、中国市場に依存する体質から脱却を狙う。 SMPCはフィリピンの大手複合企業DMCIホールディングスの傘下。石炭の試験輸出は6月中を予定しており、四国電が発電効率の高い「超々臨界圧(USC)」の石炭火力発電所で活用するという。 フィリピン炭鉱大手、四国電に輸出 中国依存脱却狙う
インドEV、タタ自に外資挑む 中国勢に制約で独自市場も 自動車・機械 南西ア・オセアニア 6月1日 【ムンバイ=花田亮輔】インドの電気自動車(EV)市場の開拓に、韓国や欧米などの外資系メーカーが挑み始めた。EVでは地場大手のタタ自動車が9割に迫りシェアで圧倒するなか、中長期的な成長を見込んで外資の投資も目立ってきた。ただEVで世界市場を席巻しつつある中国メーカーの展開には、インドとの国境対立を背景に制約がある。世界の潮流とは異なる市場になる可能性がある。 「EVへの移行を加速する」。韓国・現代 インドEV、タタ自に外資挑む 中国勢に制約で独自市場も
中国OPPO、米クアルコムと連携 複合現実用端末開発で 中国・台湾 6月1日 【広州=川上尚志】中国スマートフォン大手のOPPO(オッポ)は5月31日、複合現実(MR)用の端末開発で米半導体大手クアルコムと連携すると発表した。2023年後半から中国でソフトウエアなどの開発者に端末を配布する。関連ソフトなどの開発を促進し商業化を急ぐ。 クアルコムのMRや拡張現実(AR)などの開発者向けプラットフォームを通じ、OPPOがMR対応のゴーグル「MRグラス開発者版」を提供する。 中国OPPO、米クアルコムと連携 複合現実用端末開発で