「ゆでガエル」は目覚めるか 環境激変が迫る改革 新型コロナ 編集委員 環境エネ・素材 1月17日 「衝撃的な出来事を利用する市場原理主義政策」をカナダ出身のジャーナリスト、ナオミ・クライン氏は「ショック・ドクトリン」と命名。日本での翻訳書出版は東日本大震災の半年後だった。戦争や自然災害などの危機に際し、茫然(ぼうぜん)自失の人々が覚醒する前にそれまで不可能と思われた過度な改革を強行する。クライン氏はその動機や行為を批判した。 新型コロナウイルスの感染拡大が世界に広がったこの1年。「惨事便乗型 「ゆでガエル」は目覚めるか 環境激変が迫る改革
本社機能の地方移転進む? パソナは一部の部門対象 編集委員 ニッキィの大疑問 10月31日 本社機能の一部を地方に移転する企業が増えているって聞いたわ。都心のオフィスを縮小・撤退する動きも出ているみたいよ。今後はどうなるのかな。 新型コロナウイルス感染拡大後のオフィスの動きを高木由記子さんと小林美香さんが安西巧編集委員に聞いた。 ――どんな企業が本社機能を地方に移したり、都心のオフィスを縮小したりしているのですか。 人材大手パソナグループは2024年にかけて本社勤務約4600人のうち約12 本社機能の地方移転進む?
首相交代、IR見直す好機も 総裁選縮小で議論深まらず 菅内閣発足 コラム(ビジネス) サービス・食品 編集委員 9月6日 今年のアカデミー賞9部門にノミネートされた映画「アイリッシュマン」は1975年に起きた全米トラック運転手組合委員長ジミー・ホッファの失踪事件に迫った。ホッファは組合資金をマフィア経由でラスベガスに投資。マーティン・スコセッシ監督はカジノなどを牛耳る暗黒街とのつながりを克明に描いた。 そんな往年のラスベガスを彷彿(ほうふつ)とさせるスキャンダルが日本でも起きた。8月下旬、統合型リゾート(IR)を巡 首相交代、IR見直す好機も 総裁選縮小で議論深まらず
リーダーの心得とは 編集委員 COMEMOの論点 3月3日 経営者に限らずチームリーダーやプロジェクトリーダーにとって組織をどうつくり、運営するかは常に大きな課題。投稿プラットフォーム「COMEMO」(https://comemo.nikkei.com)で理想とすべき「リーダーの心得」を募った。 税理士の岩下尚義さんはついていきたいリーダーは「理念と根拠(情報・知識)のバランスがよい」人という。周囲をひきつける理念を高さとし、彼らを納得させる根拠を底辺と リーダーの心得とは
モラル軽視は高くつく リーダーに問われる「人格」 ゴーン元会長逃亡 コラム(ビジネス) 自動車・機械 環境エネ・素材 編集委員 1月12日 経営者のモラル感覚を疑われる出来事が相次いでいる。企業はコンプライアンス(法令順守)重視の旗印を掲げ、ガバナンス(統治)体制を強化してきたにもかかわらず、あきれるようなスキャンダルがなぜなくならないのか。 会社法違反(特別背任)や金融商品取引法違反の罪に問われていた日産自動車元会長カルロス・ゴーン被告の海外逃亡。世界中が驚いた日本脱出劇の詳細が語られることもなく、8日にレバノン・ベイルートで開か モラル軽視は高くつく リーダーに問われる「人格」
統合型リゾートって何? 主力はカジノ、誘致続々 編集委員 ニッキィの大疑問 10月19日 どこそこの都市が誘致に名乗りを上げたという統合型リゾート(IR)のニュースを最近聞くわ。「統合されたリゾート」ってどんなものなのかしら。 統合型リゾートの中身、どの都市が誘致に熱心なのか、三浦綾さん(59)と丸山小百合さん(49)が安西巧編集委員に聞いた。 ――アイアールとは何なのでしょうか。 IRはインテグレーテッド・リゾートの略称です。カジノのほか、ホテルや劇場、国際会議場、ショッピングモー 統合型リゾートって何? 主力はカジノ、誘致続々
AIでどんな課題を解決したい? 9月2日 これからの企業経営にIT(情報技術)投資が不可欠なのは言うまでもありません。とりわけAI(人工知能)は産業構造から働き方、人々の日々の生活まで社会全体に幅広いインパクトを及ぼすことが確実です。しかし、まだ形としては見えづらいし、AIを駆使したどの分野のどんな技術やサービスが優れているのか、その指標となる「格付け」なども確立されていません。 ただ、逆にいえば、そんな混沌とした状況だからこそ、今がチ AIでどんな課題を解決したい?