2021年の観光 どうなる? 編集委員 ニッキィの大疑問 12月19日 新型コロナウイルスの流行で2020年の観光が大きく変わったわね。例年のように海外には行けなくなったし、国内での遠出もしづらかったわ。21年はどうなるのかな。 観光の状況と今後の見通しなどについて関満子さんと入江幸子さんが石鍋仁美編集委員に聞いた。 ――新型コロナは観光にどのような影響を与えましたか。 20年春以降、インバウンド(訪日外国人)は前年比9割以上の減少が続いています。影響は大きく、帝国デ 2021年の観光 どうなる?
植物肉・ビーガン食、広がる? 日本企業も追随 編集委員 ニッキィの大疑問 9月12日 大豆由来のハンバーグなど「植物肉」やビーガン(完全菜食主義者)対応の料理を扱う店が増えてきたわね。欧米などのように日本でも普及するのかな。 ビーガンビジネスの現状と課題について、中村英里子さんと荒井尚美さんが石鍋仁美編集委員に聞いた。 ――ビーガンはベジタリアンとどう違うのですか。 ビーガン(vegan)は20世紀半ばに英国で生まれた言葉で、ベジタリアン(vegetarian)の最初の3文字と最後 植物肉・ビーガン食、広がる? 日本企業も追随
安心な食材届ける 売上高700億円の「ベンチャー」 コラム(社会・くらし) 8月29日 オーガニック野菜など安心志向の食材をネット宅配し成長を続けるオイシックス・ラ・大地。コロナ禍で消費者の在宅が増えたことも追い風になっている。社長の高島宏平さん(47)は「世界で成功例がなかったビジネスモデルだからこそ、やってみようと思った」と振り返る。 2000年にオイシックスを創業し、大地を守る会と17年、らでぃっしゅぼーやとは18年に経営を統合しました。同じ業界の上位3社がひとつになったわけ 安心な食材届ける 売上高700億円の「ベンチャー」
ギグワーカー、働きやすい? 有事にもろさも 編集委員 ニッキィの大疑問 6月13日 「ギグワーカー」という言葉をよく耳にするわ。インターネットを通じて単発の仕事を請け負う人たちのことだそうよ。新型コロナウイルス禍でギグワーカーの仕事はどうなっているのかな。 ギグワーカーの現状と課題について、石鍋仁美編集委員が溝江淳子さんと鈴木正美さんに解説した。 ――そもそもギグワーカーとは何ですか。 ギグは音楽用語でライブハウスなどに居合わせた演奏家らの軽い合奏を指します。そこから転じて単発で短 ギグワーカー、働きやすい? 有事にもろさも
コロナ後の観光、どう描く(複眼) 田川博己氏/西村総一郎氏/佐藤祐輔氏/矢嶋敏朗氏 大岩 佐和子 時論・創論・複眼 6月11日 新型コロナウイルスの影響で世界中から観光客が消えた。インバウンド(訪日客)で急成長を遂げてきた日本の観光業は大きな転換期を迎えている。客数を追うこれまでのやり方はもう通用しない。この危機を教訓として企業や自治体は何をすべきか。コロナ禍の収束後の観光業のあり方を識者に聞いた。 ◇ ◇ ◇ ■ふれあいさらに深める 日本旅行業協会会長 田川博己氏 世界の海外旅行者数は14億人を超えた。これだけの人が動けば コロナ後の観光、どう描く(複眼)
コロナが変える住宅市場 注目は「職・遊」組み込み型 Nikkei Views 編集委員 5月24日 「アフターコロナ」にかわり「アンダーコロナ」「ウィズコロナ」という言葉が浮上するなど、新型コロナウイルスに対し長期的な対応や共存の工夫が必要だとの見方が強まっている。衣食など日々の買い物だけでなく、支出の大きな「住」消費にも影響を与えそうだ。テレワークの普及や余暇の変化はどんな新市場をひらくか。鍵は「職・遊」との融合だ。 コロナで在宅勤務を始める人が増え、家には「寝に帰るだけ」だった人もパソコン コロナが変える住宅市場 注目は「職・遊」組み込み型
コロナが変える店と客 信頼し支え合う「親友」に 新型コロナ コラム(ビジネス) 小売り・外食 編集委員 5月3日 外出自粛が続く中、従業員の雇用は守りたい――。首都圏でラーメン店4軒を経営する「麺匠 八雲」の店主、梅沢愛優香氏が選んだのはネットによる「前売り食事券」の販売だ。2000円分から1万円分まで3種類を割引価格で提供。4月の目標額、80万円分は17日までに完売した。 梅沢氏は以前から朝のあいさつ、仕込みや試作の様子などをツイッターに毎日投稿し、顧客との間に信頼関係を築いてきた。「今度は僕らが助ける番 コロナが変える店と客 信頼し支え合う「親友」に
小売店はサービス低下宣言を コロナ後の常識に Nikkei Views 編集委員 4月24日 新型コロナウイルスの流行によるレジャー施設や都心の大型店の休業、在宅勤務の拡大などで、スーパーマーケットなど身近な小売店の混雑度が増している。ヒト同士や、モノを介した感染リスクが高いことへの危機感は希薄だ。店員の安全を確保し都市のライフラインを維持するためにも、経営者は「サービス低下」を宣言すべきではないか。「コロナ後」を見すえ、以前から指摘されてきた過剰なサービス競争から脱皮する契機にもなる。 小売店はサービス低下宣言を コロナ後の常識に
良い人材見抜くカギ 採用側が明確な方針示す 編集委員 COMEMOの論点 3月31日 オンラインの会社説明会や動画による面接など、新型コロナウイルスの感染拡大を機に企業の採用活動が大きく変わりつつある。限られた時間でいい人材を選ぶのは、もともと難しい課題だ。投稿プラットフォーム「COMEMO」(https://comemo.nikkei.com)で「人材を見抜くには」をテーマに意見を募った。 多かったのは、小手先のテクニックを磨くよりも、まず採用する側が経営方針や求める人材の中身 良い人材見抜くカギ 採用側が明確な方針示す
不安定さ増す世界 「21年東京」が問う五輪のカタチ Tokyo2020 新型コロナ Nikkei Views 編集委員 3月25日 今年夏に予定されていた東京五輪・パラリンピックの開催が1年程度、延期されることになった。新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから今日に至るまでの迷走は、スポーツイベントとしての五輪の「商業価値」の危うさを浮き彫りにした。テレビ放映権と企業の協賛という国際オリンピック委員会(IOC)の収入源の両輪を、2つの分野で進むグローバル化が揺さぶる。新型コロナは五輪をどう変えるか。 IOCは年次報告書「オ 不安定さ増す世界 「21年東京」が問う五輪のカタチ