来るか投資の韓流ブーム コロナ禍で半導体に追い風 株式投資 明日へのヒント 編集委員 増やす 1月13日 サムスンやLGなど日本でもなじみのある企業が多く上場する韓国の株式市場。2020年に韓国総合株価指数(KOSPI)は3割上げた。上昇率は日経平均株価(16%)を上回り、主要市場でトップ。年明けも続伸、節目の3000を突破し史上最高値をつけた。映画やドラマ、小説などの韓国文化が日本に浸透してきたが、なかなか韓国株への関心は高まらない。投資の韓流ブームが来る日はあるか。 ■個人投資家「東学アリ」が相 来るか投資の韓流ブーム コロナ禍で半導体に追い風
日本株、本格復活への課題 「株は死んだか」から30年 株式投資 編集委員 増やす 1月5日 「株は死んだか」というタイトルの本が出版されたのは1991年1月、ちょうど30年前だ。その前年にバブルが崩壊、同書は日本株の再生に向け水ぶくれした資産の圧縮や金融システムの再構築が必要だと説いた。長い波乱の時代を経て日経平均株価は昨年、当時の水準を上回った。「株は蘇(よみがえ)ったか」。著者の1人を訪ね、そう問いかけてみた。 ■日本株は長期停滞に 同書はベテランの新聞記者と金融関係者が共同で執筆 日本株、本格復活への課題 「株は死んだか」から30年
独自ワードで本質示す 市場分析のプロ・高田創の視点 国債・社債 明日へのヒント 編集委員 学ぶ 12月15日 2020年もあと2週間あまり。流行語大賞に「3密」が選ばれたが、金融マーケットに限るならこの一年を象徴する言葉は「コロナ7業種」かもしれない。新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが減り、資本が毀損しかねない飲食、宿泊などの業種を指す。岡三証券グローバル・リサーチ・センター理事長の高田創氏がリポートで指摘した。身近な例えを使った独自ワードで、本質に切り込む高田氏。その原点を探った。 ■「回り道 独自ワードで本質示す 市場分析のプロ・高田創の視点
コロナ下で時価総額2倍超 SHIFT社長の信念 株式投資 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 増やす 12月8日 思わぬ危機に直面した時にこそ真価が問われる。それは人も企業も同じだろう。なかなか終わりが見えない新型コロナウイルスの感染拡大。この10カ月間に時価総額を2倍以上に増やしたソフトウエア企業の取り組みを振り返り、コロナ下で市場評価を高めるのはどんな企業か、そのヒントを探った。 ■異例ずくめの決算説明資料 「社員に陽性者が出ました」。SHIFT(3697)の丹下大社長がそう報告を受けたのは4月4日土曜日 コロナ下で時価総額2倍超 SHIFT社長の信念
利回り狙いで波乱に備え 配当株・REITも選択肢 株式投資 投資信託 REIT 国債・社債 編集委員 増やす 11月28日 世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでの株高に驚いた人も多いかもしれない。米ダウ工業株30種平均が24日、初めて3万ドルを突破、日経平均株価も2万6000円台後半まで上げ、約29年半ぶりの高値をつけた。 ■株価上昇、カネ余りの面も 思い起こせば3月、米ダウは2万ドルを割り、日経平均株価は1万6552円まで下げた。危機対応での大規模な財政出動や金融緩和が株価を押し上げたというのが市場参加 利回り狙いで波乱に備え 配当株・REITも選択肢
育つか日本発プラットフォーマー ゲーム、医療に期待 株式投資 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 増やす 11月17日 新型コロナウイルスの感染症は、企業の経営を大きく揺さぶった。2020年4~9月期の決算から浮かび上がった日本企業の課題、強みは何か。際立つ強さを見せた「GAFA」など米IT大手に対抗できる企業は育つのか。企業調査・マーケット分析に関わって45年のベテラン、野村証券の海津政信氏に話を聞き、ヒントを探った。 海津氏は1975年に野村総研に入社し、住宅・建設、機械などのアナリスト、株式ストラテジスト、 育つか日本発プラットフォーマー ゲーム、医療に期待
「会社員は苦行」 シニア世代、好きな仕事自ら起こす 老後資金 家計 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 備える 11月10日 一身にして二生を経る──。実測による日本地図を作った伊能忠敬が測量の旅に出たのは50歳を過ぎてからだった。現代の日本においても、10代の時から起業をめざした日本電産の創業者・永守重信氏のような人がいる一方で、定年後に事業を起こし新たな人生を踏み出す人がいる。「シニア起業」は人生100年時代を生き抜く新たな選択肢になるか。 ■定年退職後に起業 「サラリーマン(会社員)は苦行。自由がなく、自己決定権が 「会社員は苦行」 シニア世代、好きな仕事自ら起こす
日本電産・永守氏 企業の本質、バランスシートに 株式投資 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 増やす 10月20日更新 投資歴60年、日本電産・永守重信会長(76)は株で学んだ知識や経験を経営にも生かしてきた。果敢なM&A(合併・買収)の裏で、財務への目配りを欠かさないのもその一つだろう。「売上高10兆円」など損益計算書ベースの目標を口にすることが多いが、インタビューの中で永守氏は「企業の本質はバランスシート(貸借対照表)にあらわれる」と強調した。 ■M&A、まずバランスシートから 『技術ベンチャー社長が書いた 体 日本電産・永守氏 企業の本質、バランスシートに
日本電産・永守氏 株空売りで大失敗、成功の原点 株式投資 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 増やす 10月13日 「株で損をすることはない」。日本電産の永守重信会長(76)はそう言い切った。1973年にモーターメーカーの同社を創業、株式相場が低迷した平成時代に時価総額を約70倍にも増やした経営手腕の原点には、16歳で始めた株式投資があった。9月末にインタビューを実施し、投資家・永守氏の勝利の方程式を探った。 ■16歳で株式投資 「起業をしたいという考えがまずあってね。そのためには経済を勉強する必要があると思い 日本電産・永守氏 株空売りで大失敗、成功の原点
企業業績、コロナの影響は? 消費低迷、輸出にも打撃 編集委員 ニッキィの大疑問 8月29日 新型コロナウイルスの流行で、企業の業績が悪化しているというニュースをよく見るわね。仕事がなくなったり、給料が下がったりしないか心配だわ。先行きはどうなりそうなのかしら。 企業の業績の現状と先行きの見通しについて、森川裕子さんと松本梨奈さんに橋本隆祐編集委員が解説した。 ――新型コロナの感染拡大で、企業の決算にはどんな影響が出ていますか。 今年4~6月の決算は厳しい結果でした。8月14日時点の集計によ 企業業績、コロナの影響は? 消費低迷、輸出にも打撃