21年にREITは上昇の公算大 背景にある2つの理由 日経マネー 日経マネー連載 Think! 増やす 1月29日更新 国内の不動産投資信託(REIT)の価格が緩やかに上昇している。REIT全体の値動きを示す東証REIT指数は22日、約10カ月ぶりに1800台を回復。28日には1824.25まで上昇し、コロナショック後の高値を更新した。 もっとも、上昇基調にあるとは言え、日経平均株価が約30年5カ月ぶりに2万8000円台を回復して活況に沸く株式に比べると、REITの盛り上がりは物足りない。日経平均はコロナショック 21年にREITは上昇の公算大 背景にある2つの理由
住宅型REIT大手が急落 問われる内部留保の使い方 日経マネー連載 増やす 12月19日 国内の不動産投資信託(REIT)は上値が重い展開が続いている。12月初めにはこうした相場に影を落とす動きがあった。オフィス型最大手の日本ビルファンド投資法人に続き、住宅型大手の日本アコモデーションファンド投資法人が決算期中の増資を実施したのだ。 アコモファンドの投資口価格(株価に相当)は、増資を発表した翌日の12月2日に急落した。増資に伴って投資口数が増えて1口当たりの価値が下がる、いわゆる希薄 住宅型REIT大手が急落 問われる内部留保の使い方
個人投資家の「REIT離れ」 いつまで続く? 日経マネー 日経マネー特集 増やす 12月1日 日経平均株価が29年ぶり高値に沸く一方で、不動産投資信託(REIT)市場がさえない。11月下旬の東証REIT指数は、節目の1700ポイントをほぼ一貫して下回って推移。新型コロナウイルスの第3波懸念の高まりに伴い、オフィスを中心に不動産市況の悪化が再び強く意識されていることが一因だ。とはいえ、REIT市場の軟調は今に始まったことではない。東証REIT指数は2月の年初来高値から600ポイント近く低い水 個人投資家の「REIT離れ」 いつまで続く?
利回り狙いで波乱に備え 配当株・REITも選択肢 株式投資 投資信託 国債・社債 橋本 隆祐 編集委員 増やす 11月28日 世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでの株高に驚いた人も多いかもしれない。米ダウ工業株30種平均が24日、初めて3万ドルを突破、日経平均株価も2万6000円台後半まで上げ、約29年半ぶりの高値をつけた。 ■株価上昇、カネ余りの面も 思い起こせば3月、米ダウは2万ドルを割り、日経平均株価は1万6552円まで下げた。危機対応での大規模な財政出動や金融緩和が株価を押し上げたというのが市場参加 利回り狙いで波乱に備え 配当株・REITも選択肢
REIT最大手が急落 「季節外れ」増資に疑問の目 日経マネー 日経マネー連載 増やす 11月25日 日本株が大きく上昇する中、REIT(不動産投資信託)は上値の重い展開が続いている。日経平均株価は11月に入って一時3000円超上昇し、17日には29年ぶりに2万6000円台を回復した。その一方で、REIT全体の値動きを示す東証REIT指数は今年6月以降、1600から1800の間で推移しておりボックス圏を抜け出せていない。 ■国内最大手が突然に大規模増資を実施 膠着状態が続く相場で注目されたのが、R REIT最大手が急落 「季節外れ」増資に疑問の目
日本の不動産、相対優位の活況 海外勢が安定重視 不動産 日経ヴェリタス 学ぶ 11月18日 日本の不動産市場がまだら模様の回復を見せている。世界的な金融緩和を背景に海外から余剰マネーが流れ込む動きが加速。物流施設などに対する不動産投資が盛り上がりをみせつつある一方、オフィスやホテルで広がる悲観は依然として拭えていない。最新事情を追った。 ■安定して高いイールドスプレッド JR名古屋駅から南に約1キロメートル。高層オフィスビルや商業施設が集積する再開発エリア「ささしまライブ24」の一画に今 日本の不動産、相対優位の活況 海外勢が安定重視
REIT利回り8年ぶり高水準 オフィス型に打診買い 11月13日 軟調相場が続いてきた不動産投資信託(REIT)に対してそろり買いを入れる投資家が増えている。これまでの価格下落に伴い予想分配金利回りが8年ぶりの水準に高まり、相対的な妙味が出てきた。利回り資産を渇望する投資家の買いによってREIT相場に転機がくるのは近いかもしれない。 「オフィス型REITの一角を最近、買い増した」。ある地方銀行の運用担当者は打ち明ける。コロナ下では通販需要増という好材料のある物 REIT利回り8年ぶり高水準 オフィス型に打診買い
利回り4%のREITを国内債の代替に(窪田真之) プロのポートフォリオ 株式投資 日経ヴェリタス 増やす 11月6日 私はかつて25年間日本株のファンドマネージャーとして、年金などの運用に携わってきました。アセットアロケーション(資産配分)を考える際に悩むのは「攻めと守りのバランス」です。 「攻め」だけ考えるならば、日本を含む世界中の株に分散投資すればOKです。金利が世界中で下がってしまった今、「守り」の資産の代表である債券に投資しても、あまり高いリターンは得られないからです。 ただし、株は価格変動率(ボラティ 利回り4%のREITを国内債の代替に(窪田真之)
REIT回復の主役に異変 反落で逆張り投資の妙味も 日経マネー 日経マネー連載 増やす 10月20日 国内の不動産投資信託(REIT)は、上値の重い展開が続いている。全体の値動きを示す東証REIT指数は、今年6月10日にコロナショック後の最高値(1761.42)を付けた後は、横ばいで推移している。その一因は、ショック後の相場上昇をリードしてきた物流施設型と住宅型のREITの値動きが軟調になっていることにある。 ■物流施設型の価格下落を招いた真因 ただし、物流施設型と住宅型とでは価格下落の要因が大き REIT回復の主役に異変 反落で逆張り投資の妙味も
合併で国内最大のREITが誕生 統合にはデメリットも 日経マネー 日経マネー連載 増やす 9月25日 国内の不動産投資信託(REIT)の価格が伸び悩んでいる。総合的な値動きを示す東証REIT指数は6月以降、1650から1750の間で一進一退を繰り返している。 8月中旬には急騰する局面もあった。6月期決算の発表と同時に開示されたオフィス型REITの業績予想が比較的堅調だった点が好感されたためと見られる。オフィス型REITの大手は、保有している物件でテナントの退去が増えるものの、新たなテナントの入居 合併で国内最大のREITが誕生 統合にはデメリットも