米仮想通貨交換Coinbase、売上高2倍 時価総額10兆円も Think! 北米 フィンテック 2月26日更新 【ニューヨーク=宮本岳則】米暗号資産(仮想通貨)交換会社大手のコインベース・グローバルは25日、新規上場に向けて米証券取引委員会(SEC)に証券登録届け出書を提出した。2020年12月期決算の売上高は12億ドル(約1260億円)となり、前年同期に比べて2.3倍に膨らんだ。活発な売買で手数料収入が増えた。時価総額で1000億ドルを超える大型上場となる可能性が出てきた。 上場先にはナスダック市場を選 米仮想通貨交換Coinbase、売上高2倍 時価総額10兆円も
NY州、仮想通貨発行テザー社に罰金20億円 虚偽説明で 北米 2月24日 【ニューヨーク=吉田圭織】米ニューヨーク州司法当局は23日、暗号資産(仮想通貨)を発行する香港企業テザーと関連会社の交換会社ビットフィネックスに対し、顧客への説明が虚偽だったとして1850万ドル(約19億5千万円)の罰金を科すと発表した。テザー社は仮想通貨発行の裏付けとなる米ドルを十分に保有していなかった。仮想通貨運用を巡る投資家保護の問題が改めて浮き彫りになった。 NY州司法当局は2019年4 NY州、仮想通貨発行テザー社に罰金20億円 虚偽説明で
米マイクロストラテジー 仮想通貨購入資金、CBで調達 北米 2月18日更新 【ニューヨーク=吉田圭織】米企業向けソフトウエアサービスのマイクロストラテジーは17日、代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインの購入に充てる新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行額を9億㌦(約950億円)に引き上げると発表した。事業資金ではなくビットコイン投資のための資金調達で、市場では変動リスクへの懸念も出ている。 私募でCBを発行し、償還期限は2027年2月15日。マイクロストラテジーは 米マイクロストラテジー 仮想通貨購入資金、CBで調達
ビットコイン一時5万ドル 20年末から7割上昇 Think! 北米 海外 2月17日更新 【ニューヨーク=後藤達也】暗号資産(仮想通貨)のビットコインが16日、初めて5万ドル台を付けた。価格は昨年末比で7割以上も上昇した。機関投資家に加えて米テスラなど企業の間でビットコイン投資の裾野が広がり、投機的な売買も加速している。 コインデスクによるとビットコインの価格は米東部時間16日朝、5万584ドルまで上昇した。年明けから1カ月半のうちに3万ドル、4万ドルの大台を次々と突破してきた。時価 ビットコイン一時5万ドル 20年末から7割上昇
米CME、仮想通貨のイーサリアム先物上昇 初日0.4%高 北米 2月9日 【シカゴ=野毛洋子】デリバティブ(金融派生商品)取引所大手の米CMEグループは8日、暗号資産(仮想通貨)の市場規模でビットコインに次ぐイーサリアムの先物を上場した。取引初日の終値は前日の参考基準価格比0.4%高の1751.75ドル、取引規模は額面で約3千万ドル(約31億5千万円)を超えた。CMEでの仮想通貨先物の上場は17年のビットコイン以来になる。 イーサリアムの価格はCMEの先物上場への期待 米CME、仮想通貨のイーサリアム先物上昇 初日0.4%高
テスラが押し上げるか、仮想通貨の実需(NY特急便) NY特急便 北米 コラム 海外 2月9日 8日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、終値は前週末比237ドル(0.8%)高の3万1385ドルと、過去最高値を更新した。この日市場の話題をさらったのが、電気自動車(EV)大手テスラが代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインを15億ドル購入したことだ。テスラ車の購入にビットコイン決済を導入する方針も示しており、仮想通貨の実需への期待が再び高まっている。 テスラのビットコイン購 テスラが押し上げるか、仮想通貨の実需(NY特急便)
ビットコイン急騰 テスラが購入、関連銘柄にも買い波及 Think! 北米 海外 株式 2月9日更新 【ニューヨーク=後藤達也】暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格が8日、急上昇した。一時は4万4800ドル(約470万円)程度と前日より15%近く上昇し、史上最高値を付けた。電気自動車(EV)大手のテスラがビットコインを15億ドル(約1600億円)購入したと明らかにし、他の仮想通貨や関連株も軒並み急上昇した。 テスラは米時間8日朝、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料でビットコイン投資を明ら ビットコイン急騰 テスラが購入、関連銘柄にも買い波及
仮想通貨でも取引制限 ロビンフッド、価格急騰で 北米 海外 1月30日 【ニューヨーク=大島有美子】米ネット証券のロビンフッド・マーケッツが29日、価格が急上昇したビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)で取引を制限したことが分かった。電気自動車テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のツイートを機に個人投資家の関心が急速に高まった。SNS(交流サイト)では一部の株式と同様、仮想通貨の購入を呼びかけるやり取りが交わされ、価格の急上昇につながっている。 ロビンフ 仮想通貨でも取引制限 ロビンフッド、価格急騰で
米暗号資産のコインベース、直接上場を発表 北米 1月29日 【ニューヨーク=吉田圭織】米国最大の暗号資産(仮想通貨)交換会社のコインベース・グローバルは28日、通常の新規株式公開(IPO)の代わりに上場時に資金調達をしない「直接上場(ダイレクトリスティング)」をすると発表した。米国を拠点とする仮想通貨交換会社による初めての上場となる見通しだ。 上場の時期は明らかにしなかった。同社は20年12月、上場に向け 米暗号資産のコインベース、直接上場を発表
仮想通貨への投資「全損の覚悟を」 英金融当局が警告 Think! ヨーロッパ 1月12日更新 【ロンドン=篠崎健太】英国の金融行為監督機構(FCA)は11日、暗号資産(仮想通貨)への投資リスクに注意を促す声明を出した。「投資する場合は資金を全て失うことを覚悟しなければならない」と強調した。代表的な仮想通貨のビットコインが史上最高値まで急騰後に乱高下するなか、投機性の高さを十分に理解するよう警告した。 FCAは「一部の事業者が高いリターン(運用収益)をうたって仮想通貨や関連の融資、投資商品 仮想通貨への投資「全損の覚悟を」 英金融当局が警告