認知症、財産凍結で介護費に壁 資産231兆円の予測も 老後資金 家計 備える 7月2日 高齢者の5人に1人が患うと予測される認知症。発症すると本人の財産を守る目的で、預金を引き出すといった財産管理ができなくなり、事実上凍結される。家族が介護費用の工面に困るケースもあり、患者の資産活用が大きな課題となっている。2030年度には認知症患者の金融資産が231兆円に上り、患者が所有する住宅も急拡大するとの予測も出ている。判断能力が低下した高齢者を支援する仕組みとして成年後見制度があるが、使 認知症、財産凍結で介護費に壁 資産231兆円の予測も
猛暑に備え PayPay「熱中症お見舞い金」が人気 日経ビジネス 生・損保 都市と気候危機 電力不足 コラム サービス・食品 コラム モバイル・5G 7月1日 今年の夏は猛暑が続きそうだ。気象庁は6月28日までに、東北を除くすべての地域の梅雨明けを発表した。6月27日に梅雨明けした関東甲信地方に関しては1951年の統計開始以来、最も早い記録となり、梅雨の期間はわずか3週間と統計史上最短だった。 連日35度以上の猛暑日が続き、熱中症で救急搬送される人も増えている。東京消防庁によれば、6月25~27日の3日間でそれぞれ159人、102人、160人が熱中症で 猛暑に備え PayPay「熱中症お見舞い金」が人気
介護保険料、65歳から重く 会社員の負担3~4倍増も 社会保険 老後資金 備える 6月26日 「介護保険料が4倍近くに増えるなんて」。東京都練馬区に住む男性会社員Aさんは今年4月に65歳になり、区役所から先日届いた「介護保険料納入通知書」をみて驚いた。金額が年11万7240円と記載され、これまで給与天引きだった約3万円から大幅に増えていたからだ。 ■計算方法、65歳で大きく変化 介護保険制度は40歳以上から加入対象となり、保険料を納める必要がある。「65歳から金額が増え、会社員は3~4倍 介護保険料、65歳から重く 会社員の負担3~4倍増も
がんの収入減に備える まず貯蓄、長期化は保険で 生・損保 社会保険 備える 6月4日 日本では2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるとされる。近年は医療の進歩などで生存率が上がり「死の病」から「長く付き合う病」へと変わりつつある。がんで長く治療を受けるようになると費用が膨らみやすく収入が減るケースも多い。いざというときに利用できる制度を確認し、必要な備えをしておきたい。 都内に住む会社員の男性(42)はパートで働く妻、2人の子と暮らす。4カ月前から腹痛や下痢が続いたの がんの収入減に備える まず貯蓄、長期化は保険で
不妊治療、保険適用で費用減 体外受精10万円台から 備える 5月30日 4月に不妊治療の保険適用が拡大した。体外受精など高額の治療が含まれ、患者の費用負担が軽くなるケースが増えそうだ。ただ不妊治療の内容は人により異なり、保険対象とならない治療もある。どの治療にいくらかかるのか、事前に費用の見通しを確認したい。 兵庫県に住む主婦(38)は年内に体外受精の治療を受ける予定だ。約2年半前に結婚したが自然妊娠に至らず、子宮筋腫の治療も含めて本格的に「妊活」を始めた。専念する 不妊治療、保険適用で費用減 体外受精10万円台から
75歳からの医療費、年収で2割負担も チャートで確認 老後資金 社会保険 5月15日 「75歳になったら医療費の自己負担が増えるのだろうか」。都内に住む73歳の男性Aさんはこう話す。現在は医療費の2割を病院の窓口で払う。75歳からは1割に下がると考えていたが、制度改正で2割負担になる人がいることを知人から先月に聞いたという。「1割で済むのかどうか不安を感じている」と漏らす。 ■単身世帯、年収200万円が目安 公的医療保険の加入者は75歳になると、それまで入っていた国民健康保険など 75歳からの医療費、年収で2割負担も チャートで確認
認知症、家族が保険手続き 事前登録で支払い請求も 老後資金 生・損保 備える 4月17日 「せっかく加入しても、保険金の請求ができなければ意味がない」。こう話すのはファイナンシャルプランナー(FP)の清水香氏。80代の両親がそれぞれ契約する医療保険で、3月に代理人登録をしてもらったという。両親はいまのところ健康状態に大きな問題はないが、認知症などを今後患って保険金を請求できなくなるといった事態に備えるためだ。 保険に加入する高齢者は増えている。生命保険文化センターの調査では、医療保険 認知症、家族が保険手続き 事前登録で支払い請求も
介護休業「93日」の使い方 不足分、有休や時短併用も 社会保険 家計 備える 3月20日 「介護休業の日数が少なすぎる。どう使えばよいのか」。東京都内に住む男性会社員のAさん(51)は頭を抱える。ひとり暮らしの母親(81)の介護で勤め先に相談したところ、介護休業を取得できるのは93日と説明された。介護保険の申請やケアプランの作成、施設の見学などやるべきことは山積み。「育児休業では1年は取得できるのに」とぼやく。 ■増える「働きながら介護」 「仕事をしながら親や配偶者などの家族を介護す 介護休業「93日」の使い方 不足分、有休や時短併用も
今年の医療費控除、マイナポータル活用は時期尚早 お金のトリセツ 確定申告 コラム 2月22日 確定申告シーズンたけなわ。なかでも毎年およそ750万の家計が行う「最得イベント」といえば医療費控除だろう。昨年1年間に支払った家族合計の医療費が10万円(総所得200万円以下の場合は所得の5%)を超えた場合、超過部分にかかる所得税+住民税が安くなるアレだ。かつては「イチまーい、ニまーい……」と家族全員分の領収書をそろえて合計を算出、添付して申告したものだった。 領収書添付は不要になったが… それ 今年の医療費控除、マイナポータル活用は時期尚早
がん、保険での備え方 働き方や貯蓄で保障見極め 生・損保 社会保険 備える 2月5日 「同い年の友人が最近がんになり、人ごととは思えなくなった」と話すのは東京都に住む40代の男性会社員のAさん。がんになると治療に多くのお金がかかったり、仕事に影響したりすると聞き「がん保険に入っておいた方がいいだろうか」と心配する。 ■治療、入院から通院にシフト がんを患う人は増えている。厚生労働省の「患者調査」では悪性新生物(がん)の総患者数は2017年に180万人近くに達し、3年前に比べて約1 がん、保険での備え方 働き方や貯蓄で保障見極め