ソニー、熊本「半導体銀座」へ集中投資 TSMC軸に集積 半導体 熊本 九州・沖縄 6月1日 ソニーグループが半導体事業で熊本県への大型投資に動き出す。主力の画像センサーをつくる新工場向けに、同県合志市内に東京ドーム5個分を超える約27万平方メートルの用地を取得する。ソニーの既存工場、東京エレクトロン九州、そして半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が建設中の新工場から目と鼻の先の距離だ。日本屈指の「半導体銀座」が形成される。 「新たな土地を取得することを決定した。成長 ソニー、熊本「半導体銀座」へ集中投資 TSMC軸に集積
熊本の半導体関連など68社、人材確保へ高校と情報交換会 半導体 熊本 九州・沖縄 5月30日 熊本県は30日、県内に進出した半導体関連産業などの人事担当者と、県内にある高校の就職担当者との情報交換会を開いた。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の新工場が2024年末にも稼働する予定で、関連産業に従事する人材確保が課題になっている。情報交換を通じて県内産業の担い手確保につなげる。 会では個別に区切られたブースで、企業と高校の担当者らが意見交換をした。企業側は働くことの魅 熊本の半導体関連など68社、人材確保へ高校と情報交換会
ソニーG、熊本で半導体工場用地取得 主力拠点と同規模 熊本 エレクトロニクス サービス・食品 5月25日更新 ソニーグループは25日、熊本県で画像センサーの新工場を建設する方針を表明した。スマートフォン向けなど中長期の需要拡大に備えて、既存の主力拠点並みの用地を取得する。ソニーGの画像センサーは世界シェアで首位。足元でスマホ市場が減速する中でも増産体制を整えて、韓国サムスン電子などへの競争力を高める。 25日の投資家向け事業説明会で半導体事業会社、ソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長が「不 ソニーG、熊本で半導体工場用地取得 主力拠点と同規模
台湾企業との交流促進、熊本県工業連合会が23年度計画 熊本 九州・沖縄 5月17日 熊本県工業連合会は17日、熊本市内で定時総会を開き、2023年度に台湾企業とのビジネス商談会や交流事業を進める計画を承認した。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が同県菊陽町で新工場建設を進めていることを踏まえ、台湾とのビジネス交流を深める。 対面形式で開いた総会には県内製造業のトップや担当者ら200人近くが出席。熊本大学の小川久雄学長ら学術関係者のほか、佐賀県と長崎県の工業 台湾企業との交流促進、熊本県工業連合会が23年度計画
TSMC、熊本の地下水保全で協定 地元とかん養推進へ 半導体 熊本 九州・沖縄 5月16日 半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県菊陽町に建設中の新工場を運営するJASM(熊本市)は16日、県や菊陽町などと熊本地域での地下水かん養推進について包括協定を締結した。締結式で堀田祐一社長は「地下水を守る責務を全うする」とあいさつ。TSMCは今後、地元の農家と連携して水田の湛(たん)水事業の検討、推進に協力し熊本エリアの地下水保全を進める。 同日、熊本県庁で協定の締結 TSMC、熊本の地下水保全で協定 地元とかん養推進へ
ソニー半導体製造トップ、女性採用「できるだけ多く」 九州・沖縄 熊本 5月16日 ソニーグループの半導体製造部門、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(熊本県菊陽町)の山口宜洋社長は日本経済新聞の取材に応じ、女性社員の数を一段と増やしていく考えを示した。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出を契機に関連産業の集積が進む九州では人材不足が指摘される。女性の獲得を進め、人材の層を厚くしたい考えだ。一問一答は以下の通り。 ――九州で半導体産業が一段 ソニー半導体製造トップ、女性採用「できるだけ多く」
熊本に台湾からビジネス訪問団 半導体セミナーや商談会 半導体 熊本 九州・沖縄 5月15日 台湾の3つの経済団体・組織のトップら約60人が15日、熊本市を訪れ、台湾側の主催でセミナーと商談会を開いた。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が進出してくることを契機に、半導体を軸として熊本県をはじめ九州と台湾の経済交流が深まっている。 熊本を訪れた「台湾企業訪日団」は、台湾の経済団体「台日商務交流協進会」、「三三会青年企業家委員会」と日本の経済産業省に相当する台湾経済部( 熊本に台湾からビジネス訪問団 半導体セミナーや商談会
シリコンアイランド九州、復活へ TSMC進出が起爆剤 熊本 長崎 九州・沖縄 5月14日 かつて「シリコンアイランド」と呼ばれた九州の半導体産業が復活に向けて動き出している。半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県進出が起爆剤となり、九州各地で半導体関連の設備投資が急速に活発化している。産学官で半導体産業を支える人材育成を進める動きも広がってきた。 熊本駅から電車で約30分、原水駅からほど近い熊本県菊陽町の工業団地でTSMC、ソニーグループ、デンソーの合弁会 シリコンアイランド九州、復活へ TSMC進出が起爆剤
熊本の高度外国人材、5年で2.6倍 TSMC進出で採用加速 データで読む地域再生 九州・沖縄 熊本 福岡 地域総合 5月12日 人口減に都市部への流出も加わり、労働力不足に悩んでいるのは九州・沖縄も同じだ。それを補う高度な専門性を持った外国人材は、地方にとって大きな存在感を示す。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の新工場稼働を2024年末に控える熊本でも、新たに生まれる需要に対応するため活用の動きが加速している。 「車を運転してみましょう」。香港出身の温詩豪氏は、KDS熊本ドライビングスクール(熊本 熊本の高度外国人材、5年で2.6倍 TSMC進出で採用加速
日銀熊本支店長が就任会見「半導体産業細かくフォロー」 九州・沖縄 熊本 5月12日 4月24日付で就任した日銀熊本支店の田原謙一郎支店長は12日、就任記者会見に臨み、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出に関連して「半導体産業の状況を今後きめ細かくフォローしていきたい」と述べた。 熊本県経済全般については「IT(情報技術)関連も集積し、観光資源もあり農林水産業も盛んだ。1次産業や非製造業にも強みのある経済だとみている」と話した。 田原氏は1993年に 日銀熊本支店長が就任会見「半導体産業細かくフォロー」