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投信ブロガーが選ぶ!FOYは2007年にスタートし今回で16回目。3年前まで私もボランティアで運営委員を務めていましたが、当初はメディアからも金融機関からも注目されず…。継続は大切ですね。
上位20投信は公式WEBページに掲載されています。http://www.fundoftheyear.jp/2022/
順位だけでなく、「投票した投信ブロガーさんの選定・評価理由」を読むと参考になると思います(FOY2022はまだ掲載されていませんが、後日掲載されるはずです)。ベテランブロガーさんは過去からの流れをみた大局的なコメントを寄せる人もいました。一方、気になったのは前回に比べ投票者数が減ったこと。持続性を保ちつつ、時代に合った方向を模索していってほしいです。
【竹川美奈子】投稿一覧
2023年
2022年
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第3回資産所得倍増分科会が行われ「資産所得倍増プラン(案)」が公表されました。資料2を併せて読むと、どういうイメージなのかがわかります。
◆資産所得倍増プラン(案)https://bit.ly/3Oxp6Et
非課税期間の無期限化が実現すると、非課税期間を気にせず長期投資が可能となり、投資家には追い風。一方、制度の恒久化は「生涯の投資上限枠」を設けるため、どのくらいの上限枠になるのか、スイッチングが認められるかどうかが焦点です。ただ簿価管理になると金融機関のシステム改修負担も大きく、時間的に間に合うか。また、高齢者に投資してほしいから一般NISAの上限拡大とも読め、投資する必要のない高齢者まで営業攻勢を受けないか、は少々心配です。
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先日、企業型DCを導入する会社の人事担当者とお話した際、「面接のときに企業型DCはありますか」と質問されることが増えてきたことも導入理由のひとつと言っていたのが印象的でした。企業型DCを導入することで、(前職で企業型DCに加入していた)中途採用者は自分でiDeCo口座を開設し移換・口座管理手数料を負担しなくても、新たな勤め先の企業型DCに年金資産を移換できます。
これからは、個人は離転職しても確定拠出年金(企業型DC・iDeCo)やDB(確定給付企業年金)の資産を「持ち運んで」リタイアまで運用し続けること、企業はそのサポートを行うことが大事になってきますね。
*私的年金の移換はこちらを参照
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD158WI0V10C22A4000000/
竹川美奈子
ファイナンシャル・ジャーナリスト、LIFE MAP,LLC代表
ファイナンシャル・ジャーナリスト、LIFE MAP,LLC代表
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。取材・執筆活動を行うほか、投資信託やiDeCo(個人型確定拠出年金)、マネープランセミナーなどの講師を務める。「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」幹事などを務め、投資の裾野を広げる活動に取り組んでいる。金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。
【注目するニュース分野】資産形成・活用、パーソナルファイナンス
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。取材・執筆活動を行うほか、投資信託やiDeCo(個人型確定拠出年金)、マネープランセミナーなどの講師を務める。「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」幹事などを務め、投資の裾野を広げる活動に取り組んでいる。金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。
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