ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）

昨季セ・リーグ4位からの巻き返しを期す巨人で、主砲の岡本和真が好調だ。ここまでリーグトップの13本塁打を放ち、打率も開幕直後から3割台を維持する。今季は主将にも就任。守備でも献身的にチームを支えている。（記録は5日時点） 交流戦開幕カードとなったロッテ戦。5月31日には1点を追う二回、昨季まで同僚だったクリストファー・メルセデスと対峙した。「ポンポン（テンポ良く）投げてくるので、しっかりタイミン

【ヒューストン=共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本代表を優勝に導いた栗山英樹氏が契約満了で監督を退任したことについて「お疲れさまでした」とねぎらった。2日、ヒューストンでのアストロズ戦後に取材に応じた。 プロ野球日本ハム時代の恩師でもある栗山氏は、WBCでは大谷を日本代表の軸に据えて投打「二刀流」で起用。世界一奪還に貢献し、最優秀選手

米大リーグ、カージナルスは2日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表で優勝に貢献した外野手ヌートバーを腰の打撲のため、10日間の負傷者リスト（IL）に入れたと発表した。5月30日にさかのぼって適用される。 同29日のロイヤルズ戦の守備で負傷して途中交代し、その後は出場していなかった。今季2度目のIL入り。〔共同〕

リーグを変えても相性の良さは変わらなかった。2点リードで迎えた五回2死一塁、打席には日本ハム・マルティネス。カウント2-2の場面で一走の万波が見事な二盗を決めると、これで「スイッチが入った」と直後の5球目、高めに浮いた変化球を強振した。 「捉えたのは（バットの）結構前。上がったのでひょっとしたら外野フライかと」。東京ドームの天井へ届くほどに舞い上がった打球はしかし、左翼席へと飛び込んだ。 昨季ま

3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本代表「侍ジャパン」を世界一に導いた栗山英樹監督が2日、東京都内で退任の記者会見を行い、「先輩方がつくってくださった日本野球の素晴らしさを少しだけ伝えることができた。いい環境、応援してもらって僕も思い切りやることができた」と語った。 2021年12月に就任し、5月末に契約期間満了で退任を迎えた。時折笑顔を見せながら「毎日一生懸命考え

野球発祥の米国の地で米国を倒す――。3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本代表「侍ジャパン」の宿願は果たされた。わずか1カ月という期間限定で編成されたトップ集団。凱歌（がいか）をあげて国民を熱狂の渦に巻き込み、野球界を明るく照らした道程にはチームの強い結束があった。 3月21日、米国との決勝前のセレモニー。左翼側から日本を率いて先頭で入場してきたのは、日の丸を持った大

3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本を優勝に導いた栗山英樹監督が31日、代表監督の契約期間を終えた。東京都内で「ちょっと寂しくなりますけど、それは別問題として僕もファンの皆さんと一緒で選手の姿に感動したので、選手にお礼を言いたい」と感慨深げに話した。近日中に退任記者会見を行う。 この日は「世界禁煙デー記念イベント」に出席した。11月16日から東京ドームで開催される第2回アジア

プロ野球も開幕から2カ月がたった。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場した選手の動向を追ってみると、投打の状態に濃淡があるようだ。私も3大会に出場しているから当時を思い出し、重ね合わせてみている。 WBCが開催されるシーズンは始動が早く、短期間で心身をベストの状態に持っていかなければいけない。あの極限状態を1年間保つことは難しい。シーズンはピークに近い状態をいかに長く保てるかが肝心

第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表の栗山英樹監督が契約期間満了となる今月限りで退任することが30日までに正式に決まった。近日中に、退任の記者会見を行う。 栗山監督は日本ハムを10年間率い、2021年12月に代表監督に就任。米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平ら豪華メンバーをそろえて3大会ぶりのWBC優勝に導き、今大会限りで退任予定だった。 11月16日から東京ドームで開催され

【アナハイム=共同】米大リーグ、エンゼルスに所属する選手で今春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のベストナインに選ばれた日本代表の大谷翔平、米国代表のトラウト外野手、メキシコ代表のサンドバル投手を祝福するセレモニーが26日、本拠地アナハイムでのマーリンズ戦前に実施された。 大会最優秀選手（MVP）のほかに指名打者（DH）と投手の2部門でベストナインに選出された大谷は、式典で2つのトロ